壁の向こうの坂田家少女【センラ】

２３ ページ28

「なに、これ。」



布の下にあったのはもちろんパソコン。そしてマイク。そして驚いたのはその後ろ。




写真、Tシャツ、グッズがたくさん。ほとんどにセンラさんの名前が印刷されている。





しかもその写真にはさかたんの姿も。



「センラの名前、ググればすぐ出てくると思うで。」




そう言われても突然の出来事で頭が回らない。



要はセンラさんは何か有名な人で？グッズが出るほどで？さかたんと面識がある？





「ごめん、今日は帰って。」




さっきまでなら意地でも帰らなかったのに自然と肯定できた。




「すみません、失礼しました。」





「じゃあね。」





自分の部屋に帰った。バタンと玄関の扉が閉まった音。思わず床にへたりこむ。




「…っ、」




玄関の床にぽたっ、ぽたっと斑点を作っていく。それが重なって歪な形を作り出していた。





どうしてあんなこと。どうして。






いつもはまたねって言ってくれるのに。今日はじゃあねだった。




頭によぎった最悪のパターンは胸にしまって、玄関をあとにした。




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更新でなくてすみません


順位が死ぬほどあがってたのでお礼にと。



ありがとうございます。正直ほんとうに行き当たりばったりなのでとりあえずこの小説40話くらいで終わりますが、その先はどうするかわかんないです。




要望があれば続編、新作を投稿しようかなと思ってます。



この小説を読んでくださってほんとうにありがとうございます。


ただいま次の話を作っておりますので明日できるだけ更新します。

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