［１］緊急バースデーイベント発生！ ページ1
．
『誕生日おめでと〜！』
『俺が1番？』
『またご飯行こうね』
『FCのやつ見た？ 超おもろいんだけど笑』
『これからもよろしくね！』
日付が変わった11月5日。
その瞬間から騒がしくなり始める
俺のトークリスト。
中でもメンバーからのメッセージは早く、
普段なら早く寝てるラウールも
今日は特別に起きて待っててくれたみたいだ。
だからまずはラウールにお礼と
『早く寝ろよ』の返事を送って会話を終わらせる。
「あははっ。なんだこれ。笑」
寝る準備も先に済ませてから
ベッドに横になって改めて通知を見ていく。
すれば佐久間や康二を筆頭に
くだらないお祝いメールや写真があって
思わず夜に声を上げてしまった。
「……ふぁ、あ。
んーそろそろ寝よっかな…」
一通り会話が盛り上がって満足したあと、
唐突な眠気を自覚し『おやすみ』と送ってから
携帯をベッドサイドへ置く。
明日は……というか日付が変わった今日は
昼前から集合して夜までメンバー全員と仕事なのだ。
きっと会ったらまた祝ってくれるのに
未だ会話が続くトーク画面は仲がいい証拠なのか。
どこかほのぼのしながらもくすぐったさを覚えた。
「ふう……」
まだ通知を受け取る画面は明るい気がするけど
ひとまず寝るモードに入ってしまったから
その後は放っておいて一度だけ深呼吸を落とす。
それから凝りそうな首を回して、
ぐるりと視界を動かした時……
「え……なにこれ？」
頭上に浮いている50という数字と
定規くらいのサイズ感があるゲージのようなものが
突然視界の中に現れた。
一瞬、得体の知れない物体に
力が抜けそうになりながら
目を凝らせば鮮明に映るソレ。
見てみれば数字とゲージは比例するのか、
丁度ゲージの50%辺りまでが青に変わっている。
「うわ…マジでなになに……」
不思議なその表示に恐る恐る手を伸ばしてみるものの
幽霊のようにすり抜けるだけで触れることはない。
それには流石の俺も有り得ない状況だと分かってて、
もはや幻覚なのかと首を傾げた。
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焼き芋 - この作品つららさんの中で一番好きです！(全部好きです) (1月2日 8時) (
レス) id: 0eae0d6ded (このIDを非表示/違反報告)
つらら(プロフ) - そらさん» そらさん、コメント･そして最後までお読み頂きありがとうございました！そう言って頂けて本当に嬉しいです、書いていて良かったです！もし出会う作品がまたあればその時はよろしくお願いします♪ (2021年11月30日 17時) (レス) id: d8343dd607 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - こんばんわ！完結おめでとうございます！こういうファンタジーなおはなし大好きなのでめちゃくちゃ楽しく読ませていただきました！また次の作品、あれば、楽しみにしています！ (2021年11月30日 0時) (レス) @page23 id: c707cc39d0 (このIDを非表示/違反報告)
つらら(プロフ) - もふさん» もふさん、コメント返信遅れまして申し訳ありません！(汗)無事、完結しました。この作品を見つけて下さって本当にありがとうございました！ (2021年11月30日 0時) (レス) id: d8343dd607 (このIDを非表示/違反報告)
もふ - 新しい作品だ！と楽しく読ませて頂いてます。完結までの流れが楽しみです。これからますます寒くなるのでお身体には気をつけて下さい。 (2021年11月9日 23時) (レス) @page6 id: aa11895481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つらら
| 作成日時：2021年11月5日 0時
