さむらい (ページ7)

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かみがたページ7

. side 嶺亜

今日は少クラの収録日。

いつものように楽屋に入ると、凄い頭をしたAがいた。

嶺「なにその髪型、バッハになりたいの？」

「ねえちがう！作曲したいわけじゃない」

矢「どんな会話してんすか」

Aが手に持ってるのはコテ。

多分、自分で髪を巻こうとしたんだろうな、

「なんで世の中の女の子たちはこんな棒を上手く使えるんだろ、」

嶺「コテを棒呼ばわりすんな！笑」

落ち込んでる姿もなんか面白くて、にやにやしちゃう

嶺「下手なんだから自分でやるなって言ったじゃん」

「だって〜･･･」
「自分で出来るようになりたかったんだもん」

嶺「 Aは俺に甘えとけばいいの、貸して」

ぐるっぐるになった髪の毛を伸ばして、ちゃんともう1回巻いてあげた。

「わ！かわいい！！れーあ天才、ありがとう」

嶺「でしょ、もう勝手にやらないでね」

「･･･はーい」

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「ねえこんぴ見て、髪かわいいでしょ」

今「うん」

「反応うす！」

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「りんね見て〜髪かわいい？」

琳「ちょうかわいいよ！似合ってる！」

「えへへ、嶺亜がやってくれたの！」

琳「相変わらずれーあさん上手だね〜」

さっきまで落ち込んでたのに、調子いいやつ。

、かわいいからいっか。