防弾の専属メイクは辛すぎる

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そのあとオッパは




私の今日あった嬉しい出来事を


黙って聞いてくれた






前は話しかけられなかったのに


話しかけられるようになって




名前で読んで貰えるようになった




それにメンバーが笑顔で話してくれると







話している途中オッパ反応がしなくなった









眠いのかな？それとも飽きた？









『オッパ眠いよね？


こんな長い話聞いてもらって

準備中疲れてるのにごめんね』







？「A？」






『ん？なに？』






？「新しい職場の人とは

仲良くやってるんだね？」






『うん、もちろん』







？「じゃあお仕事楽しいんだね？」






『うんそうだけど…



なんでそんなこと聞くの』







オッパが何だかおかしい




なんでそんなこと聞くんだろうか




楽しくなかったら



オッパにこのこと言ってないじゃん






さっきまでの声とは違って



暗くなったオッパの声






やっぱり元気がない







何だか怖くて




嫌だ




大好きなオッパとは別の人みたい






？「Aはもう俺らの事忘れてきてる？」






『そんなことないよ、


前までは頑張って忘れようとしてたけど



今は大丈夫。ちゃんと覚えてる』






頑張って忘れようとしたときだって






街の中にはオッパ達の歌が流れてたり



ポスターが貼られていたり



テレビに出ていたりして




完全に忘れられるはず無かった






？「A？」




『ん？』






？「そろそろお前とあいつら


仲直りする時だと思うんだ…」








『その話止めてよ!!オッパ…』









その言葉が思ったよりも大きな声で出て





風邪を引いた時の喉の痛みとは違うけど


似た痛みが喉に広がった








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