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『おはようございます…』
小声でおはようございます
と何回も言いながら忍び足で進んでいく
服やもので散らかった廊下
控え室と同じ
テーブルと椅子が7個、ソファー、テレビもある
リビング的な所に付いたが
人影はない
Ｖさんはまだ起きていないみたい
ここか…
Ｖさんの部屋の前についた時には
手はふるえ手汗がびっしょり
震える手でゆっくりとドアを開ける
〜♪
部屋にはどこかで聞いたことのある
音楽が流ていた
ベットが2つあり奥にあるベットの布団が
大きく盛り上がっている
まだ寝てるのかな…
起こすの怖いな
ゆっくりとベットの方へ近づき声をかける
『Ｖさん…起きてください…』
返事はない
ここに寝てるのＶさんじゃないのかな？
『Ｖさん？』
布団がもぞもぞと動き
Ｖさんが顔を出した
寝起きでも顔は綺麗
TH「ん、なんだよお前かよ」
『ユナオンニが良かったですよね…
でもユナオンニはヒールだったので』
TH「あっそう」
不機嫌なＶさんは立ち上がり
部屋を出ていった
寝坊してるのにずいぶん余裕そう
今日撮影ってこと覚えてるの？
『Ｖさん、今日撮影ですよ』
TH「今着替えてるじゃん」
『え…もう少し急いだ方が…」
そういった瞬間
私の方を睨みながら近づいてきた
……怖い
1歩後ずさる
TH「うるせぇなー！？
分かってるわ
なんでお前みてぇーな日本人なんかに
言われなきゃなんねんだよ！？」
『…うぐっ』
着ていたジャケットの襟を掴まれ首が閉まる
寝坊したのＶさんなのに
TH「昨日グクにも言われたんだろ？
ざまーみろだよな
お前みたいな日本人が
俺らと仲良く出来ると思ってた？」
笑いながらＶさんは言う
TH「日本人のお前には
味方なんていねぇーんだよ！
とっとと日本に帰れ」
Ｖさんに突き飛ばされて
尻餅を付いてしまった
日本へ帰れか…
帰れるものなら帰りたい
TH「あれ？黙っちゃった？
今日は泣かないのつまんないなー」
ホントだ。涙が出てない。
もう昨日1日で
心が慣れてしまったのかもしれない
泣けなくなったちゃったのか…
あぁこのまま家に帰りたい
そんな気持ちを我慢して
ぎゅっと拳を握った
『みんな待ってます、
撮影現場にむかいましょう』
TH「……」
私を睨むブイさんの手を掴み
無理やり連れて現場に向かった
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朱奈(プロフ) - かえるさん» 私も思いましたw w。続編の方でももう一度手のひら返しが起こると思います！ハッピーエンドになるように頑張ります。 (2018年5月14日 6時) (
レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
かえる - みんなの手のひら返しがサイコパスで怖かったです。主人公ちゃんが幸せになりますようにお祈りしております。 (2018年5月14日 0時) (レス) id: 970f992405 (このIDを非表示/違反報告)
朱奈(プロフ) - ヒヨコ さん» ありがとうございます！全然急かさせていいですよ！とても励みになります！ (2018年2月10日 16時) (レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ - 朱奈さん» いえいえ、こちらこそ急かすような発言をしてしまって、すみません。続き楽しみに待っています！ (2018年1月28日 15時) (レス) id: b686338a1a (このIDを非表示/違反報告)
朱奈(プロフ) - 夏耶さん» はい！今作ってますのでもう少しお持ちください！ (2018年1月28日 15時) (レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱奈 | 作成日時：2017年11月6日 7時
