防弾の専属メイクは辛すぎる

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『…あの。静かにしないと…』





YA「それでジミナがさー？」


JM「もーヌナやめてー！／／／」


JK「えー？なになにヌナ続けて！」



さっきから廊下まで声がダダ漏れだからメンバーに言おうとしてるのに



誰ひとりとして私の声に反応してくれない



ユナオンニこの前マネージャーさんに

怒られてたはずなのに…


反省してないなこれは




『あ、あのー！』




YA「あひゃひゃひゃひゃ」


SG「お前の笑い方どうにかなんないのかよ？笑」


YA「うるさいユンギ！

レディーに失礼でしょ！」




TM「あれ？ユナって女だっけ？」



YA「もうタミまで！ユンギのせいだ」




私の声が聞こえないぐらいの騒ぎ様

私の声も小さいかもしれないけど…



オンニとメンバーはお互い呼び捨て



ナムとかユンギとか

ホソクとかテヒョンとか



私なんてまだ芸名で呼ぶのも緊張するのに



少し羨ましい




ユナオンニよりも歳上のタミオンニ達も


混ざって


あっ、スタイリストさんも混ざってる…


混ざってないの私だけだ




これ程みんなメンバー達と仲がいいって

ことなんだろうけど…




”この輪の中には君は入れないよー”



って見せつけられてるみたいで



目に涙が滲んだ




まぁそんな涙なんて直ぐに引っ込んだけどね


仲間はずれにされて泣くなんて

そんなに私は弱くない”はず”



入って1年半のメイクと

挨拶してくれない人たちとなんて

仲良くなりたくないもんねーーーー




結局誰も私の話を聞いて

くれそうになかったから



何も言わずにほっといた。



やっぱりマネージャーさんが来て


ユナオンニ達は全員揃って

鬼の顔をしたマネージャーさんに怒られてた




＿ほら、オンニ達が
私の話を聞こうとしないからだ＿＿




そんなこと思ってたなんて


オンニたちには一生言えないな

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