好き。9 ページ9
記憶を取り戻して約三ヶ月。
体調も崩さず、京治とも順調。
二人で帰ろうと京治を近くの公園で待っていると、京治の姿があった。
声をかけようとしたが、かけられなかった。
だって、
夏目「け、京治先輩!!お久しぶりですっ!」
赤葦「歌恋...?」
私の記憶を消してまで京治を奪おうとした張本人がいたから。
なんで、今更になってここにいるの。
私の頭の中は疑問でいっぱいだった。
夏目「京治先輩!京治先輩は私と結ばれるんですよ!」
赤葦「...は?」
その後、私は逃げるように走って自分の家へと向かった。
涙を零しながら無我夢中に走った。
家に着くと研磨はまだ帰ってきてなかった。
A「はぁ...。」
失恋した気分だ。
夏目さんと京治が結ばれる?なんで?
確かに、夏目さんのお父さんは大手企業の社長と聞いたことがある。
お金さえあれば京治を奪うことくらい容易いことだ。
A「明日、どんな顔して京治に会えばいいんだろう。」
明日も大学がある。
普通に、いつも通りに接してればいいのだろうか。
もう、訳わかんなくなってきたよ。
A研磨、ヘルプミー。
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おれお - なんか、赤葦が積極的でめっちゃドキドキしました (2017年2月16日 20時) (レス) id: 56a1b78658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せいやん | 作成日時:2017年1月17日 22時