守ってみせる【BTS】

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ﾄﾞｸ ﾄﾞｸ





心臓うるさい。









YG「お前に話がある」





全てを見透かしてるような目




これだけは大嫌いだ。









「私はありません」



YG「俺はある」



「知りません」



YG「作業室」



「……は？」



YG「一緒に作業室来い」



「嫌です」



YG「話がある」



「人の話聞いてます？」



YG「拒否権はない」





ついに権利まで剥奪された。




それに何てしつこいんだ。




バラエティーでも見たことないぞ。









今だって、怖いんだよ。





もしかしたら、何かされるんじゃないかって。





後ろにある手の震えが、止まってくれない。





…もっと、強くなりたい。









YG「さっきみたいな手を出さない、約束する」



「……」



YG「もし出したら大声で叫べばいい」





……あそこ防音では？



















ユンギオッパはこんな時でも私が欲しい言葉をくれる。







それは時に優しさとなり心に浸り、時に人を惑わす言葉となる。







だから話したくないんだよ。







これ以上、自分の弱い姿を見たくないの。

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