12話。 ページ13
sideA
中山｢こ、困りますっ！｣
ん？
A『おねーちゃーん。』
｢あれ。Aちゃーーん!!!!｣
んー？
中山｢おい(小声)｣
？
中山｢店長の機嫌悪くなるなんてゴメンだぞ！(小声)｣
なるね〜。
間違いなくなるわ〜…
A『お姉ちゃん、何してるの？浮気？』
｢ううん。彼氏とデートする予定だったけどドタキャンされたから。｣
ある種のストーカーになるよ。
A『お姉ちゃん、今日、バイトないんだぁ。』
｢じゃあ、お姉ちゃんとデートしよ。｣
わーい。
―バイト先―
中山｢って事があったんすけど…｣
新田｢店長には黙っておこうね……｣
猫谷(はぁぁ！？あんのババア！てかノコノコついて行くアイツもアイツだって！店早く切り上げて迎えに行かなきゃ！)
A『ありがと〜、マキちゃん絶対に連れて来てくれないもん。』
｢アイツ、ケチんぼだからね。｣
うん。本当に。
多分、反面教師が居たんだよ。
｢あー、また荷物多くなっちゃった〜。｣
ここに。
｢あれ？猫？｣
ねこ？
｢やっほー。｣
猫谷から猫だけ取ったの？谷は？
｢この子だれ？｣
いや、あなたもだれ。
｢真紀が愛慕を寄せてる子…(小声)｣
タピオカうめー。
めっちゃ怖い目になったね。
昨日のマキちゃんくらい怖いね。
｢真紀って元気なの？｣
｢昨日会ったらめっちゃ睨まれたわ。｣
｢真紀ってフリー？｣
｢どうなの？｣
急に話題ふられたよ。
A『うん。別れたって言ってたよ。』
｢だって。｣
｢でも、復縁しても真紀は手も繋いでくれないしキスもくれないからなぁ…結局浮気して自然消滅しちゃう未来しか見えないわ…｣
悲しい未来だね。
猫谷｢A｣
？
あ、マキちゃん。
A『マキちゃん。おかえり〜。お店は？』
猫谷｢今日はもうお終い。だから帰るよ。｣
｢真紀……｣
冷たい目してる。
猫谷｢なに？｣
｢真紀さ、今度…｣
てか、マキちゃんの知り合いだったんだね。
あ、元カノさんか。
マキちゃんの顔、みるみる怖い。
A『マキちゃん、見て！お姉ちゃんが取ってくれたの！』
猫谷｢あっそ。良かったね。｣
言葉に棘ってある気がした。
猫谷｢明日、ゲーセン行くよ。｣
なんで？
猫谷｢デートして励ましてくれるんじゃなかったの？｣
マキちゃん昨日は良いって…
猫谷｢ね？｣
A『いーよ。』
満足そうなマキちゃんと歪んだ顔の元カノさん。
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栖夜(プロフ) - 結構前からみていましたが、やっとアカウント作ってコメント出来るようになりました！！とても楽しく見させて頂いてます！！これからも、更新、頑張ってください！応援してます！(*´ω｀*) (2019年6月17日 16時) (
レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年1月31日 22時
