15話。 ページ16
sideA
A『マキちゃん、早くー。』
猫谷｢いつもは寝坊助のくせに…｣
マキちゃんのかったい布団に潜入。
よくこんな硬いマットで寝れるね。
A『マキちゃん、おーきーてー！』
猫谷｢…今何時…｣
えーっとね。
A『8時過ぎ！』
猫谷｢てめぇ…いつも休みは昼過ぎにしか起きてこないくせに…｣
ゴロンって私を抱きしめる。
猫谷｢…まだ寝てても良いでしょ。｣
A『デートすんじゃなかったのー？』
猫谷｢…後ででも良いじゃん…｣
マキちゃんが嫌いな言葉。
後でやる。に似てる状況だよ。
A『じゃあムッシュとデートしてくるね？』
あの後、みんなですき焼きパーティしてそのままムッシュが寝ちゃった。
マキちゃんがお酒飲ませるから…
猫谷｢…だめ。｣
なんで？
猫谷｢…俺が最初に約束したでしょ。｣
したけど。
A『どうしたらマキちゃん起きてくれる？』
猫谷｢…ん〜……｣
聞いてくれ。
A『マキちゃん〜…早く起きて〜……』
抱きついてきたし！
A『髭痛っ！早く剃ってよ！』
猫谷｢休みなのに？｣
どういう事だよ。
A『髭ある人はやだな〜……』
ガバッて起きて下に降りてった。
？？？
グゥ…って腹の虫がなる。
A『マキちゃん、ご飯〜。』
猫谷｢今、髭剃ってるから後にして。｣
あ、
A『おはよう。ムッシュ。』
寝ぼけてる。
A『ムッシュ〜？？』
新田｢…ふわっふわのマシュマロが……｣
夢の中かい？
私はマシュマロじゃないよ。
A『ムッシュ良い匂いする〜。シャンプー何使ってるの〜？』
新田｢マシュマロ……｣
それはやべえ。
新田｢…程よく固いマシュマロだ…｣
A『ムッシュ…それ私なんだけど…』
ガタッ！って音した。
A『マキちゃ〜ん？なんかあったの〜？』
猫谷｢…新田起こして。｣
？？
A『ムッシュ〜、マキちゃんが起きてって。』
猫谷｢新田くーん、おはよう〜。｣
黒い笑みって怖いね。
新田｢……おはよう…ございm…えっ？ちょっと…なに？｣
猫谷｢うんうん、寝ぼけてたんだよね？寝ぼけててもさぁ？……Aに許可なく触れるなんて許さねえから(小声)｣
？？？
A『お腹空いた!!!』
猫谷｢今、作ってあげるから待ってなさい。｣
今日の朝はご飯に(昨日の残りの具材で作った)汁物と目玉焼きとサラダ。
A『いっただきまーす！』
ムッシュは震えてました。
何言ったんだろ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
栖夜(プロフ) - 結構前からみていましたが、やっとアカウント作ってコメント出来るようになりました！！とても楽しく見させて頂いてます！！これからも、更新、頑張ってください！応援してます！(*´ω｀*) (2019年6月17日 16時) (
レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年1月31日 22時
