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1話 ページ2

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大広間の縁側に居てます。

ぼーっと空を見てます。

あ、鳥。

迦楼羅天だった。

こっちには気づいてなさそう。

眠くなってきた……

A『…スゥー…スゥー…』

薬師如来「…あ……寝てる……」

阿閦如来「あらあら…」

薬師如来「…風邪引いたら…治してあげる……」


むぅ…?

釈迦如来「あ、起きた。」

帝釈天「こんな所で寝たら…」

ドーーン!!

ふぁ!?

阿閦如来「こらー!」

アカリ「オレの花火は心に響くぜぇ!!」

心臓には響くよ。

A『…ヤダヤダ。静かがいい…』

パオ美ぬいぐるみを枕にして寝る。

普賢菩薩「な!こらー!」

どこもうるさいの?

普賢菩薩「パオ美になんて事を!!」

ぬいぐるみじゃんか。



ここなら静かに寝れるかな。

「堂守ー!?!?」

「ど、ど、堂守さん…が……!」

「うおぉぉお!堂守ー!!!」

「うるさ。」

大広間がうるさい。

伊舎那天「おや。」

あ、ここ。

なるほど。

A『…静かに寝れる場所がない……』

伊舎那天(そんなお顔されなくても…)

伊舎那天「私がご案内しましょうか?」

A『…いいの?』

伊舎那天「はい。」

伊舎那天が笑うとちょっと怖いけど……

A『やた!』

伊舎那天(本当に愛らしい御方…)

で。

着いてきたんだけど……

伊舎那天「御安心を。私が御守り致します。」

A『う、うん』

お釈迦様とかに怒られたりしないかな。

勝手に本堂から出てくるどころか

勝手に街に来ちゃった。

ガヤガヤしてる。

伊舎那天「ふふふ。」

あ、静かな公園。

誰も居ない。

寝よう。


伊舎那天「私は煩悩を見つけに来たんですが、貴女が寝てしまっては動けませんねぇ…」


ふぁぁぁ…よく寝た。

伊舎那天が居ない。

空がきれいに赤に染まってる。

どっちから来たんだっけ。

歩けば分かるか。



全然。

絶賛迷子だよ。

梵天「居た!」

わを。

梵天「釈迦如来様が珍しくお怒りになってる。」

戻らなきゃだめ?

帝釈天「戻るぞ。」

問答無用だった。


釈迦如来「悟りを開いた私怒るのは可笑しい話かもしれないけれどね。」

こってり叱られた。

伊舎那天「おや、一足先にお戻りになられてましたか。」

伊舎那天が一緒だったら伊舎那天も一緒に怒られてたのに!

マイ「あ…の…ど…」



マイ(どこ行ってたの?って聞きたいのに!)

A『元気になる舞みせてー。』

マイ「…!は、はい…」

マイ(頑張るぞ!)

癒し。お面は怖いけど。

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ユノン - 続きが気になる (2022年6月7日 19時) (レス) @page5 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
風亜(プロフ) - 続きが気になります。 更新頑張って下さい! (2019年6月27日 11時) (レス) id: dbb86819bc (このIDを非表示/違反報告)
咲くや - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2019年5月29日 20時) (レス) id: 2369d330ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年5月23日 13時

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