星屑ポスト 5 (ページ6)

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理解者 1 ページ6

休止してます

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Nside

「二宮くん、今日ご飯行きませんか？」

「ごめん、また今度ね」

共演者さんからのお誘いを断ってまっすぐ家に帰る。

なんてったって、今日は相葉さんが来るんだから。

どんなに美味しい料理より、どんなに素敵なお店より、相葉さんと家で食べる生姜焼きの方が好き。

相葉さんが来る前に、買ってきた生姜焼きの材料を冷蔵庫にしまい、お米を炊く。

ソファーでゲームをしながら待っている間に、疲れたのか瞼が重くなってきてしまった。

まぁ、合鍵は渡してあるし勝手に入ってくるでしょ。

睡魔に抗うことはやめて、眼を閉じた。

「……の、にの、起きて」

あたたかい手に肩を揺すられて意識が浮上する。

眼を開けると、相葉さんがいた。

「ごめんね、起こして。結構汗かいてるから水分とろうか」

スポドリのペットボトルに、わざわざストローをさして持ってきてくれる相葉さん。

「もー、具合悪かったなら無理してソファーで待ってなくてよかったのに」

「具合悪い？誰が？」

「にのが。熱あるでしょ？微熱くらいだけど」

言われて、額に手を当てると確かに少し熱い。

どおりでふわふわすると思った。