story eighteyseven ページ42
シ「大丈夫だよ。お前は僕が守ってあげる」
あぁ、そうか
僕には、君がいた
そして、満月の綺麗な夜のこと
「かの満月より1ヶ月。器はついに満ちた
さぁ、今宵も崇高なる集合を始めようじゃないか！この記念すべに日の主役となるのは彼ら！」
その檻にいたのは、もちろんあの二人だ
「哀れな供物よ。運命の時は来た
我らが王に捧ぐ、栄えある一匹目の仔羊は…
こちら」
腕を引かれたのは
坊「シエル!!」
なぜ、どうして
坊「嫌だ!!やめろ！」
シ「わあァッ!!」
坊「連れていかないで!!シエル!!」
シ「はなせ…ッ！」
僕達が
坊「お願いやめてッ！」
シ「助け…んんッ!?」
坊「誰かッシエルを助けてッ！
お願い！」
明かりに反射した銀の短剣が引き抜かれ、それはゆっくりと
押さえつけられるシエルに向かって伸びていく
坊「ああぁッやめてッ」
シ「ﾂｯ!!」
坊「やめろぉぉッ!!」
腹部に向かって真っ直ぐ振り落とされる
「いでよ！混沌の支配者よ！」
笑い声が響き渡り、動かなくなったシエルを見つめる
誰も 助けてくれない
神なんていない!!!
坊「…る…てやる
こいつらを…」
ガタガタと激しく大地が揺れ始めた
坊「こいつらを、こいつらをこいつらをこいつらを!!
殺してやる!!!!!」
シエルの叫びと同時に、大きく黒い液体が爆発した
『応えよ。私を喚ぶのは誰か？
大いなる犠牲を捧げ、快楽と富、厄災と悲劇を望む
神に唾吐く、愚か者は？』
その獣はご主人様を探し出し、該当者以外を粗末に殺し出す
『嗚呼、コレだ
おや、これはこれは随分と小さなご主人様だ』
坊「えっ…!?」
『貴方でしょう？私の事を喚んだのは』
そう、ここまでのお話が私たちの知る
後に、セバスチャン·ミカエリスとなる悪魔との出会い
そして、シエル·ファントムハイヴの真実
ファントムハイヴ家の物語…
真実とは何か。
なにを想い、なにを願い
嘘で塗り固められた悪魔との契約
シエル·ファントムハイヴとして生きると決めた
憐れな少年
真実の扉が開かれ、目の前に兄が現れたいま
彼らはどう立ち向かうのか…
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！応援してます！！ (2022年6月20日 1時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - canpusno-toさん» お心遣い、ありがとうございます！原作の続きが気になりますね！今後ともよろしくお願いします！ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
canpusno-to(プロフ) - 新しい黒執事のマンガ出ましたね！とっても面白いです！続きがめっちゃ楽しみです！更新ゆっくりでいいので頑張ってください！ (2019年3月29日 18時) (レス) id: 939862ea74 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます！忙しく更新が遅れていますが今後もよろしくお願いします！ (2018年5月12日 21時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続き来たあああ！！これからも頑張ってください！！ (2018年5月10日 18時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白華 x他2人 | 作成日時：2017年7月6日 20時
