story seventeyeight ページ33
シエルは過呼吸を起こしたかのように
胸元を握りしめ、ヒュー…ヒュ…と息をした
シ「ぼ…僕…僕は、ぼくは」
ーーーーーー
僕は、シエル.ファントムハイヴ
ファントムハイヴ伯爵家を継ぐ者
その
おまけのもう一人
ーーーーーー
シ「(兄の方)」
坊「(シエルの方)」
僕の家には大きな犬がいた
僕はこの黒くて大きな犬…セバスチャンが苦手だった
みんなにはしないのに僕にだけ吠えてくる
窓から外を見たくて椅子を運んでる時も
坊「外にはいかない、見るだけだから！
いたっいたたッ」
鼻でつついてくる
『意地悪されるのは僕だけ』
ガタッと窓を開け外を覗いた
アン叔母様やお母様…シエルとエリザベスが遊んでる…
坊「ｺﾎｯ…」
その時、セバスチャンがどこかに走っていってしまった
坊「セバスチャン？」
シ「お父様だ！おかえりなさい！」
シエルと僕は双子で、少し早く産まれたからシエルがお兄ちゃん。
お父様もお母様もよく間違えるくらい
僕達はそっくり
でも
僕達が５歳になった頃
僕はたくさん咳が出るようになった
アン叔母様は、病弱だったお母様に似たんだろうって
僕達はそっくりなのに
『身体が弱いのは 僕だけ』
坊「…いいなぁ」
ーーーーー
お父様は時々、お友達を家に連れてくる
みんな怖い男の人ばっかり
シ「なんか面白そう！行ってみようよ」
坊「えっやめようよ」
シ「大丈夫大丈夫」
坊「え〜っ」
２人が向かい合って座っている所を、こっそりとカーテンの隙間から覗いていた
デ「オイ、ファントムハイヴのせがれ
そうビクビクするな」
シ「だって！行こう！」
坊「シエル…ッ」
ヴ「君はいつも怒ってるみたいだから怖いんだよ」
デ「なっ別に怒ってないぞ!?」
ヴ「知ってるよ。本当はすごく優しくて頼りになる
イイやつだってこともね」
デ「…なんだ急に」
ヴ「だからきっと、もし私に何かあっても
きっとお前達の力になってくれる」
お父様のその時の瞳は、どこか冷たくて
何を言っているのかさっぱり分からなかった
デ「それは命令か？」
ヴ「どちらかといえば
お願い、かな」
デ「お前が俺より先にくたばるタマか？」
ヴ「ははっ、そんなのは分からないよ」
ーーーーーー
ここで一つ重要なことを(ﾀﾌﾞﾝ…
占ツクを始めてはや数年、率直にいえば消そうか迷ってます。大学もあるし
私的には続けたいんですが、どうしよーかなと…
そこで皆さんにお聞きしたいのですが、どうでしょう…
とりあえず今暫くは続けます…
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！応援してます！！ (2022年6月20日 1時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - canpusno-toさん» お心遣い、ありがとうございます！原作の続きが気になりますね！今後ともよろしくお願いします！ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
canpusno-to(プロフ) - 新しい黒執事のマンガ出ましたね！とっても面白いです！続きがめっちゃ楽しみです！更新ゆっくりでいいので頑張ってください！ (2019年3月29日 18時) (レス) id: 939862ea74 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます！忙しく更新が遅れていますが今後もよろしくお願いします！ (2018年5月12日 21時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続き来たあああ！！これからも頑張ってください！！ (2018年5月10日 18時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白華 x他2人 | 作成日時：2017年7月6日 20時
