story seventyfive ページ30
外の雨は一向にやまず、気温も低くなり始めた
シエル達が屋敷に向かう間
屋敷には１台の馬車が見えた
それにいち早く気づいたのは、メイリンだった
メ「坊ちゃんが戻っただよ！」
バタバタと使用人達が正面玄関へと向かった
「「おかえりなさいませ！」」
メ「ですだ！」
ス「ってキーツが言ってる」
また、バタバタと足音が聞こえた
「「おかえりなさいませ！」」
バ「予定より随分早いお帰りで！」
皆がその人物に集まり、話しかける中
フ「…？」
フィニアンだけは、少し離れた場所で違和感を感じていた
その頃、サリヴァンの元では
ソ「う…うぅ…」
ハッと意識が覚め、身体を起こした
ソ「アグニ…ｯ!!
あ…？」
知らない人、知らない部屋で戸惑っていた
ソ「うっ!?」
ズキリと痛む手
ズキン、ズキンとあの時の記憶も鮮明に思い出し始めた
サ「急に起き上がるな
まだ安静にしていろ！」
そう声をかけるサリヴァンを無視し
ソーマは今一番気になる事を聞いた
ソ「アグニは…？」
少しの間が開き、答えたのはサリヴァンだった
サ「シエル達がお前を見つけた時には
もう…」
思考が停止した
アグニが死んだ？と
ソ「何故…何故アグニが死ななきゃならない…ｯ」
痛む手よりも、自分の心の方がズタズタに切り裂かれる痛みだった
ソ「あいつは誰より強くて優しくて、正しくて
アグニはｯ
アグニは！
アグニぃ…ｯ」
泣き叫ぶソーマに、サリヴァンもその痛みを感じ涙した
ソ「…っ許さん
あいつら、絶対に許さんぞ…」
ヴ「！
犯人を見たのカ？」
ソ「あぁ、見た
見たとも！
俺が見間違うはずがない
あいつは…ｯ」
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！応援してます！！ (2022年6月20日 1時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - canpusno-toさん» お心遣い、ありがとうございます！原作の続きが気になりますね！今後ともよろしくお願いします！ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
canpusno-to(プロフ) - 新しい黒執事のマンガ出ましたね！とっても面白いです！続きがめっちゃ楽しみです！更新ゆっくりでいいので頑張ってください！ (2019年3月29日 18時) (レス) id: 939862ea74 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます！忙しく更新が遅れていますが今後もよろしくお願いします！ (2018年5月12日 21時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続き来たあああ！！これからも頑張ってください！！ (2018年5月10日 18時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白華 x他2人 | 作成日時：2017年7月6日 20時
