story sixtytwo ページ2
ソ「シエル〜!!」
貴「ソーマ様。ノックも無しに入るなどお行儀が悪いですよ」
バンッ
ソーマとサリヴァンが入ってきた
ソ「もうファントムハイヴはやらんのか？新しいダンスも考えたんだぞっ」
サ「せっかく試作品を改良してきたのに！ボクが開発したもの達も勿体ないだろう！」
シ「…うるさいのが来た」
シエルの着替えを済ませたセバスチャンは一度部屋の外へ
シ「エドワードが母親に連行されたんだ
当面は活動停止するしかないだろう」
貴「あの方に関してはシエル様でも太刀打ち出来ませんからね…」
シ「それに他の奴らも殆どが学生で長期的に活動するのは難しい
当面の目的は果たせたしな(ﾎﾞｿｯ」
ソ「当面の目的？」
セ「坊ちゃん、馬車の用意が整いました」
タイミングよくセバスチャンが入ってきた
シ「あぁ。行くぞメルティー」
貴「は」
ソ「こらシエル！まだ話は終わってないぞ」
シ「また今度な」
扉を閉めても中の騒ぐ声は外まで聞こえた
シ「うるさくてかなわん」
その時、アグニに声をかけられた
シ「お前までなんだ。帰ってからに…」
ア「この事件」
バサッと新聞を広げ、あの記事を見せる
ア「もしや、ファントム.ミュージックホールが引き金になったのではありませんか？」
冷や汗をかきながらシエルに問いかけた
シ「それが？」
ア「王子は気付かれていませんが、間接的に殺人事件に関与されたということに違いありません
どうか王子を危険な事件に巻き込むことはお止めください」
シエルは一瞬眉間に皺を寄せた
シ「わかった。二度とあいつもお前も利用しない」
ア「そんな言い方をされずとも…！王子は友人たるシエル様の力になりたい一心で」
シ「僕はあいつを友人と思った事などない」
背を向けたまま冷たく言い放つ
ア「!!」
シ「第一、僕がお前達にここに留まって欲しいと頼んだことがあったか？」
ア「それは」
シ「最初に僕の事情に首を突っ込んできたのはお前達の方だ
僕は手持ちのコマはなんでも使うぞ
それが嫌ならさっさと荷物をまとめて国へ帰れ
行くぞお前達」
貴/セ「は」
ア「シエル様！」
カツカツと進むシエルの後を追った
二人はアグニの横を通る時、ボソッと言い放った
セ「主人の安全と幸せが第一(ﾌｯ」
貴「さすが。貴方は執事の鏡ですね(ﾆｺｯ」
バタンッ
外は大雨
沢山の警察もウロウロしていた
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！応援してます！！ (2022年6月20日 1時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - canpusno-toさん» お心遣い、ありがとうございます！原作の続きが気になりますね！今後ともよろしくお願いします！ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
canpusno-to(プロフ) - 新しい黒執事のマンガ出ましたね！とっても面白いです！続きがめっちゃ楽しみです！更新ゆっくりでいいので頑張ってください！ (2019年3月29日 18時) (レス) id: 939862ea74 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます！忙しく更新が遅れていますが今後もよろしくお願いします！ (2018年5月12日 21時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続き来たあああ！！これからも頑張ってください！！ (2018年5月10日 18時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白華 x他2人 | 作成日時：2017年7月6日 20時
