第66話黎明に散る ページ7
煉獄｢俺の生家、煉獄家に行ってみるといい
歴代の”炎柱”が残した
父はよくそれを読んでいたが……
俺は読まなかったから内容が分からない
君が言っていた”ヒノカミ神楽”について
何か……記されているかもしれない｣
夜明けが来て煉獄さんに貫通していた鬼の手が散り始めた
ヒノカミ神楽について教えてもらえるのはありがたいけど呼吸で止血して欲しい……
『煉獄さん…もういいですから…呼吸で止血してください……傷を塞ぐ方法はないのですか？』
煉獄｢無い、俺はもうすぐに死ぬ、喋れるうちに喋ってしまうから聞いてくれ
弟の千寿郎には自分の心のまま正しいと思う道を進むように伝えて欲しい
父には体を大切にして欲しいとそれから
竈門少女俺は君の妹を信じる
鬼殺隊の一員として認める
汽車の中であの少女が血を流しながら人間を守るのを見た。
命をかけて鬼と戦い人を守る者は誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ
胸を張って生きろ
己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようとこころを燃やせ歯を食いしばって前を向け
君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない共に寄り添って悲しんではくれない
俺がここで死ぬことは気にするな
柱ならば後輩の縦となるのは当然だ
柱ならば誰であっても同じことをする
若い芽は摘ませない
竈門少女、猪頭少年、黄色い少年
もっともっと成長しろ
そして今度は君達が鬼殺隊を支える柱となるのだ
俺は信じる君達を信じる｣
私は悔しくて下を向いて泣いてしまった。
そしたら私の頬に煉獄さんの手があるのが分かった
煉獄さんの方を見るとにっこりと優しい笑顔を向け
煉獄｢泣き虫も直さなければな竈門少女は｣
私はその一言でさらに泣いてしまった。
煉獄side
俺は竈門少女の頭を撫で前を見ると母上が立っていた。
走馬灯というものだろうか…？
母上
俺はちゃんとやれただろうか
やるべきこと果たすべきことを全うできましたか？
俺が母上にそう問うと優しく俺に笑いかけ
瑠火｢立派にできましたよ｣
と言ってくれた。
俺は嬉しく母上に笑顔を浮かべた
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深月あかざ(プロフ) - 2020年からこんにちは!!続き楽しみです!!更新頑張って下さい!! (2020年1月3日 1時) (
レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年12月23日 14時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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