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ページ48

お館様「どうしたのかな?」


「鬼の女の子はそっぽ向きました

不死川様に三度刺されていましたが目の前に血塗れの腕を突き出されても我慢して噛まなかったです」


禰豆子「フン!!フン!!」


お館様「ではこれで禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね」


不死川「!!」


『!!』



伊黒「何のつもりだ?冨岡…」

冨岡「……」



お館様「Aそれでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう」





私はハッとし、お館様に正座をする





お館様「証明しなければならない

これからAと禰豆子が鬼殺隊として戦えること役に立てること」


『(何だろう…この感じふわふわする…なんか父さんと喋っている感じがする)』


お館様「十二鬼月を倒しておいで、そうしたら皆に認められる

Aの言葉の重みが変わってくる」


『(声?この人の声のせいで頭がふわふわするの?不思議な高揚感…!!)

私は…私と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!!
私と禰豆子が必ず!!!!

悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!!!』


お館様「今のAにはできないからまず十二鬼月を一人倒そうね」


『は、はい…(恥ずかしい…!!!!)』


甘露寺「(だめよ…笑ったら、だめだめだめ)」


宇髄「プルプル」


煉獄「(うむ!いい心掛けだ!)」


時透「(?)」


胡蝶「プルプル」


悲鳴「プルプル」





後ろでは何人かプルプルと肩を震わせる。
もう…ほんとに恥ずかしい!!!!





お館様「鬼殺隊の柱達は当然抜きん出た才能がある
血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げて死線をくぐり十二鬼月をも倒している

だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ
Aも女の子なんだから口の利き方には気をつけるように」


『は…はい!!』


お館様「それから実弦、小芭内、あまり下の子に意地悪をしないこと」


伊黒「………御意」


禰豆子「プンプン、フガフガ!!」


不死川「御意…」





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※鬼殺隊当主、産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)

彼の声音(こわね)、動作の律動は話す相手を心地よくさせる

現代の言葉ではそれを1/1(エフぶんのいち)ゆらぎという

カリスマ性があり大衆を動かす力を持つ者は

この能力を備えている場合が多い

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お館様「Aの話はこれで終わり、下がっていいよ
そろそろ柱合会議を始めようか」

第48話蝶屋敷→←第47話プイ



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ごん(プロフ) - すごく面白いしいろんなキャラとの絡み楽しみです(o^^o)続き楽しみです(*^ω^*) (2019年7月22日 9時) (レス) id: c6cf4bd305 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きが楽しみです!頑張ってください! (2019年7月13日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あや | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2019年7月13日 21時

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