幸せが崩れるときはいつも.......3

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鬼(姉さん)｢……確認してどうすんのよ｣


胡蝶｢お嬢さんは正しく罰を受けて生まれ変わるのです｡そうすれば私たちは仲良しになれます｣


鬼(姉さん)｢…罰…？｣


胡蝶｢人の命を奪っておいて何の罰もないなら殺された人が報われません。だめだめ

人を殺した分だけ私がお嬢さんを拷問します｡
目玉をほじくり出したり、お腹を切って内蔵を引き摺り出したり

その痛み苦しみを耐え抜いた時貴方の罪は許される
一緒に頑張りましょう

大丈夫！！お嬢さんは鬼ですから死んだりしませんし、後遺症も残りません！｣





なんで私がそんなこと受けなきゃならないのよ…
こいつ私の演技に騙されなかった…

私は手のひらからたくさんの糸をそいつに向け出す





鬼(姉さん)｢冗談じゃないわよ！！死ねクソ女！！！｣







蟲の呼吸･蝶の舞

”戯れ”







胡蝶｢仲良くするのは無理なようですね、残念残念｣





するとそいつは私の頭の額と両肩とお腹に刀を入れる。

鬼の急所は頸よ？

何処を狙っているの

でも速かった…見えなかった

でも頸は斬られていない

体が小さくて腕力がないから頸が斬れないんだわ

これなら勝てる！！！！





すると私の心臓が大きくはねる



ドクン


ドクン





鬼(姉さん)｢！！！！｣





私は地面に倒れる。





もう…死ぬのね…｡

嫌な人生だったわ……｡

友達も親もあの方に殺され私は鬼にされた。

せめてもし生まれ変われるのなら来世は人間として

友達とか恋人とかつくって幸せな人生を過ごしたいな…





そして私は目を瞑る。









胡蝶side



私は目の前にいる鬼に鬼に効く毒を入れる。


胡蝶｢頸を斬られてないからって安心したらいけませんよ。私のように毒(･)を使う剣士もいますからね




鬼殺隊･蟲柱胡蝶しのぶ
私は柱の中で唯一鬼の頸が斬れない剣士ですが



鬼を殺せる毒を作ったちょっと凄い人なんですよ
あぁ、失礼しました


死んでるからもう聞こえませんね
うっかりです｣

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