幸せが崩れるときはいつも.......3

第40話ヒノカミ ページ28

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お母さん｢Aほらお父さんの神楽よ

うちは火仕事をするから怪我や災いが起きないように年の始めは”ヒノカミ様”に舞を捧げてお祈りするのよ｣


『父さん凄い！！よく疲れないね！』


お母さん｢ふふそうね｣





父さんがヒノカミ様に舞を捧げて家に帰った後に
私は父さんの布団へ行き気になっていたことを聞く。





『父さん！！！』


父さん｢ん？Aかどうしたんだ｣


『父さんは体が弱いのにどうしてあんな雪の中で長い間舞を舞えるの？私は肺が凍りそうだよ』





すると父さんが私の頭に手を乗せ撫でる。





父さん｢息の仕方があるんだよ、どれだけ動いても疲れない息の仕方

正しい呼吸が出来るようになればAもずっと舞えるよ

寒さなんて平気になる
Aこの神楽と耳飾りだけは必ず途切れもせず継承していってくれ約束(･･)なんだ｣

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約束……！！！！！！！！

父さんとの約束！！！！！！！！





すると私の刀から炎が出てくる。









ヒノカミ神楽･円舞









すると私の目の前にあった鬼の糸が斬れた
私はそのままの勢いで鬼の頸を狙う





生きているように動く糸

瞬きをする間もなくもう新しく糸が張られてた

もし今一旦退いたとしても

水の呼吸からヒノカミ神楽の呼吸に

無理矢理切り替えた跳ね返りがくる

恐らく私はこの後すぐに動けなくなる…



ﾋﾟﾝ



見えた！！

今まで見えなかった隙の糸！！！！

腕だけなら(･････)頸まで届く！！！！

ごめん父さん…

今やらないと！！禰豆子を守らないと！！

たとえ相打ちになったとしても！！！！







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(禰豆子の記憶(？)の中)



お母さん｢禰豆子…

禰豆子…禰豆子起きて

今の禰豆子なら(･･･････)できる

……頑張って






禰豆子…お姉ちゃんまで死んでしまうわよ……｣






禰豆子｢！！！！(ﾊﾞｯ)｣






メキメキ






血鬼術




爆血！！！！！！！！！！！！

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