第34話強靭な刃 ページ12
?「消えろよ
分かるだろ?朝から晩までビービー泣いて恥ずかしくねぇのかよ」
善逸「……」
?「愚図が
お前みたいな奴に割く時間がもったいない
先生はな凄い人なんだ」
善逸「でも爺ちゃんは…」
俺は俺の兄となる奴に声をかけるが桃を頭に投げつけられる。
?「じいちゃんなんて馴れ馴れしく呼ぶんじゃねぇ!!
先生は"柱"だったんだ!!
鬼殺隊最強の称号を貰った人なんだよ
元柱に指南を受けられることなんて滅多に無い
先生がお前に稽古をつけてる時間は完全に無駄だ!
目障りなんだよ!!
消えろ!!!
なぜお前はここにいるんだ!!
なぜお前はここにしがみつく!!!」
そんなの俺でも分かってる…
親のいない俺は誰からも期待されない
誰も…俺が何かを掴んだり
何かを成し遂げる未来を見てはくれない
誰かの役に立ったり
一生に一人でいいから誰かを守り抜いて
幸せにするささやかな未来ですら
誰も望んではくれない
一度失敗して泣いたり逃げたりすると
あぁもうコイツは駄目だって離れてく
でも爺ちゃんは何度だって根気強く
俺を叱ってくれた
何度も何度も逃げた俺を
何度も何度も引きずり戻して
明らかにちょっとアレ殴りすぎだったけど
俺を見限ったりしなかった
鬼(兄)side
鬼(兄)「刺せ!!!もっと毒を打ち込め!!!」
俺は部下に指示をだす。
すると蜘蛛は口から針を出し鬼狩りに刺そうとするがそいつは避ける。
…が毒が回ってきているのかフラフラとしている
動き回ったせいで吐血してるな
そしてもう動けない
蜘蛛になる前に死ぬかとしれんが
まぁいい…コイツは駄目だ
蜘蛛になった所でたいした役にも立たないだろう
俺はそう思っていると周辺の空気が変わる。
!!!!!!!
なんだ!?
空気が揺れる!!
雷の呼吸・霹靂一閃
六連
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ごん(プロフ) - すごく面白いしいろんなキャラとの絡み楽しみです(o^^o)続き楽しみです(*^ω^*) (2019年7月22日 9時) (レス) id: c6cf4bd305 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2019年7月13日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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