第2話見知らぬ誰か ページ9
『すいませんがあそこの籠と藁、竹を少々いただいてよろしいですか?』
おじさん「そりゃあ構わねぇけど…籠は穴空いてるぞ?」
『はい、お金は払います』
おじさん「いや、いらんよ穴の空いた籠だぞ」
『いえ払います』
おじさん「いやいらん、竹も藁もやるよ」
『でも払います!!!!!』
おじさん「いやいらんて!!頭の硬い子供だな!!」
多少なりとも貰っているのでお金を払うのは当たり前なのに要らないとおじさんが断り続ける
乱暴な事はしたくないのだけど仕方ないな…!!
私はおじさんの手を取りその手のひらに小銭を叩きつける様に置く
『納めてください、小銭ですけどぉぉぉぉ!!!!!』
おじさん「いっっっってぇぇぇぇぇ!!!!」
『ありがとうございました!!』
昨日の朝日が昇る頃、禰豆子は何故か太陽を嫌がり穴を見つけるとすぐそこに入った。
私は禰豆子がいる穴を除く
『禰豆子〜』
穴を除くとひとつ掘られた大きな穴だけ残っていて
その中には誰も居なかった
『あれ!?禰豆子!!いない!!』
するとその穴から禰豆子は顔をだす。
『いた!』
太陽があるのを知り禰豆子は顔を顰める
『(穴を掘ったんだ…妹がモグラみたいになっちゃったな、そして凄く顔を顰めている、よっぽど日に当たりたくないんだね…)』
『ちょっと待っててね』
私は禰豆子の為に買った藁と籠と竹で日が入らないように、新しい籠を作る
数時間後
『よし、出来た!』
私は穴に入り、禰豆子にカゴに入ってもらうように促す
『これに入れる?昼間も先に進みたいんだよね、私が背負っていくから』
ん〜…通じてないのか?なら分かりやすく言ってやろう!
『入る、ここに、かーご』
すると入ったには入ったが禰豆子が大きく籠からはみ出てしまう
『はみ出ちゃうな…』
私はそれをみてしみじみに禰豆子は大きくなったなと思う、この前まで小さかったのに
そーいえば私に襲いかかってきた時、体大きくなったよね?その逆に小さくなる事は出来ないのかな?
『禰豆子お前大人の女の人くらいに大きくなったでしょ?あれと逆に小さくなれない?』
私は禰豆子の背中を優しく叩く
『小さく、禰豆子、小さくな〜れ』
すると禰豆子は籠の奥に体を入れる
しばらくバダバタすると禰豆子が中に入った
『おお!偉い、偉い、いい子だね禰豆子、凄いよ』
小さくなれたことに私は禰豆子を撫でる
すると禰豆子は満足気な顔をした
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あや(プロフ) - (名前)さん» いいえ!こちらこそ!分かりました!!貴重な意見頂きありがとうございます!! (2019年4月30日 11時) (レス) id: 7d268face0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 返信していただき、ありがとうございます(^-^)私としては炭治郎が女の子という設定なので女の子口調がいいなぁ、と思いました。 (2019年4月30日 10時) (レス) id: 6f3bff3b99 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - (名前)さん» ありがとうございます!!それは私もどうしようかと悩んでいる所です、貴方はどっちの方が呼んでいて良かったですか?、男の方が良かったなら原作の口調に寄せます、女なら、私なりに多少アレンジさせていただきます (2019年4月29日 22時) (レス) id: 7d268face0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 鬼滅の刃の成り代わりってとても面白いし、見ていて楽しいのですが、主人公ちゃんの話し方で、男の喋り方と女の喋り方が混ざってしまっているのが気になりました。長々と失礼しました。更新楽しみにしております。 (2019年4月29日 21時) (レス) id: 6f3bff3b99 (このIDを非表示/違反報告)
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