第8話お兄ちゃん ページ27
手鬼side
手鬼「(この音あの時アイツも同じ音を立てた、風が逆巻くような音だ)
鱗滝!!!!!!」
ザシュ!!
手鬼「(くそっくそっくそぉぉおおおお!!!
体が崩れて消えていく止められない
どうせアイツも汚いものを見るような目をするんだろう
蔑んだ目で俺を見るんだ
くそっ目を閉じるのは怖い
でも首の向きを変えられない
最後に見るのが鬼狩りの顔だなんてー…
!!!!!!)」
俺はそう思っていたが、娘が振り返る
その顔わ悲しそうな顔をしていた。
その娘は俺の残っている上半身に近づき手を握る。
その手を握ってくれた感覚は俺の大事な人に似ていた。
誰だが思い出せない…。
あぁ…それにしてもこんな時代にまだこんな優しい奴が居たんだな…。
俺は涙が止まらなくなった。
『(悲しい匂い…)
神様どうかこの人が今度生まれてくる時は鬼になんてなりませんように…。』
あぁ…思い出した…。
………………………………………
「兄ちゃん!!
兄ちゃん兄ちゃん手ェ握ってくれよ」
「しょうがねぇないつまでも怖がりで 」
………………………………………
錆兎、真菰
勝ったよ…もう安心していいよ
殺された他の子供達もきっと帰るという
約束通り帰ったんだよね
魂だけになろうと大好きな鱗滝さんの所へ
故郷の狭霧山へ
死んでいたら私の魂も帰った
禰豆子と鱗滝さんの居るところに
ーー七日後早朝ーー
【おかえりなさいませ】
「おめでとうございます、ご無事で何よりです」
周りを見渡すとそこには私を含めたったの4人しかいなかった。
私が助けたあの男の人もいなかった
『(たった四人!?二十人くらいいたのに…あの人もいない
あの時私が気絶なんてしたから…いなくなって…助けられなかった…)』
?「死ぬわ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ、ここで生き残っても結局死ぬわ俺」
と1人ブツブツ囁いてる男の子がいた
いや…ネガティブすぎない??←←
?「で?俺はこれからどうすりゃいい、刀は?」
と頬にデカい傷がある男の子は案内役の子に聞く
この子も生き残ってたんだ…。
すると蝶の髪飾りをした女の子と一瞬目が合い逸らす。え?あの子凄い…私なんかボロボロなのにあの子は傷一つもない…同じ女の子として尊敬しかない…。
「まずは隊服を支給させていただきます
体の寸法を測りその後は階級を刻ませていただきます」
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あや(プロフ) - (名前)さん» いいえ!こちらこそ!分かりました!!貴重な意見頂きありがとうございます!! (2019年4月30日 11時) (レス) id: 7d268face0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 返信していただき、ありがとうございます(^-^)私としては炭治郎が女の子という設定なので女の子口調がいいなぁ、と思いました。 (2019年4月30日 10時) (レス) id: 6f3bff3b99 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - (名前)さん» ありがとうございます!!それは私もどうしようかと悩んでいる所です、貴方はどっちの方が呼んでいて良かったですか?、男の方が良かったなら原作の口調に寄せます、女なら、私なりに多少アレンジさせていただきます (2019年4月29日 22時) (レス) id: 7d268face0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 鬼滅の刃の成り代わりってとても面白いし、見ていて楽しいのですが、主人公ちゃんの話し方で、男の喋り方と女の喋り方が混ざってしまっているのが気になりました。長々と失礼しました。更新楽しみにしております。 (2019年4月29日 21時) (レス) id: 6f3bff3b99 (このIDを非表示/違反報告)
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