幸せが崩れるときはいつも.....

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いきなり二人…｡やれるかな…｡



鬼｢俺の獲物だぞ！！｣

鬼｢黙れ！！

先に殺(と)った方が喰えばいいだろうが！！


久方振りの人肉だ！！！！！！｣



そういい2人が私に近づいてくる｡
落ち着け…私｡




ーー全集中･水の呼吸



糸の匂い！！！！！！



肆の型


打ち潮





私は鬼の頸を斬る

斬った鬼の頸が転がるのが見えた。


斬れた…｡

鬼に勝てた…。

強くなってる…｡

鍛錬は無駄じゃなかった…｡

ちゃんと身についた…｡



そう思い嬉しくなり、目に涙をためる。

斬った鬼の方を見るとボロボロと崩れていっている



『(鱗滝さんにもらった刀で頸を斬ると骨も残らないんだ……



成仏してください。)』



私は斬った鬼に向けて手を合わせる
すると鼻に刺さるような匂いがした｡



うっ！！

何？この腐ったような匂い…
私は急いで鼻を塞ぐ
すると男性の悲鳴が響いた。



モブ｢うわァァァ！！！！！！！！！！！！

何で大型の異形がいるんだよ

聞いてないこんなの｣





木に隠れて少し木から顔を出し見てみると

そこには手がいっぱいある鬼がいた
その鬼の手には殺したであろう人を持っていた｡

そして鬼は手をボコボコとはやして
逃げている男性に向かって手を伸ばす｡

男性は木に引っかかり転んでしまい
鬼に足を掴まれてしまった｡





怯むな！！

助けろ助けろ助けろ！！！

私はもう無力じゃない！！

動け！！！



ーー水の呼吸

弍ノ形

水車！！！！！



私は鬼の手を切り襲われていた男性の前に立つ

鬼は私のお面を見てﾆｬﾘと笑う｡









手鬼｢また来たな、俺の可愛い狐が｣

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