世良家次男の奮闘記 (ページ5)

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頑張る2 ページ5

おはようございます吉良Aです...

え？さっきまでのテンションと明るさはって

ﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊハハんなもんマリアナ海溝に捨ててきわ！！←

と言っていますが今の現状はと言うと

洗面台から出ようとしたら、我が兄世良里津花が目の前に

って感じ

貴「で、いつからいたの？」

里「Aが布団の中でもぞもぞしてたところ」

おいクソ兄貴めちゃくちゃ最初のところやん

貴「で、俺が布団の中でもぞもぞしてる時に何してたの？」

あえて、最初から部屋にいる事はもう言わないでおこう

里「第1663冊目のA成長アルバムの写真を撮ってたよ」

貴「」

何かもうぐぅの言葉も出ないよパトラッシュ←

てか、前より冊数増えてるし、この前はたしか1081じゃ無かったけ？

どちらにせよ、どうやってその冊数のアルバムの写真を撮ってるのか聞きたい←

貴「てか、仕事は？」

里「午後から、ラジオ番組の収録1本だけだよ」

と、俺に会えたのもあってなのかとてもいい笑顔で答えくれた

この笑顔悪いけど1兆円ぐらいの値段かなあと、ファンの子が見たらイチコロだね

貴「あっそ」

とぶっきらぼうに答えいつも寝る時に着ているスエットから私服へと着替える

里「相変わらず、可愛いよA」

貴「可愛い言うな」

という会話もう何回目だか分からなくなってきている

そう言う言葉は女の子に言えよ馬鹿兄貴

貴「(可愛い言うなって言うけど満更でも無いんだよね)」

そう思いつつ化粧台の前に座るとニコニコ笑顔の兄貴が

里「俺がやるよA」

と、クシとアイロンを持った兄貴が後ろに立っていた

貴「いつも通りの髪型にしてくれるのであれば」

里「ふふふ、分かってるよ」

貴「間違えても同じ髪型にしたら、1週間俺の部屋出禁だからな」

里「え、それはやだよ！」

と言い俺の髪にクシを通す兄貴

正直言えなけど俺は何気この時が結構好きで自分でやるよりも兄貴にやってもらった方が綺麗だし

貴「(結局は俺も兄貴のこと言えないや)」

表では兄貴塩対応してるけど本当はそこそこ感謝している

だけど......

貴「(絶対本音なんか言えないし、それにこんな無愛想な奴なんて...)」

なーんて考える俺はやっぱり醜い子だよね