メガホンの悪魔【男主】 (ページ13)

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ヒル「やァ～っと見つけたのにィ～...アンタでしょオ、コウモリちゃん殺したのォ～」

『違う』

ヒル「私の男だったのに！」

話聞けや

ヒル「あら...よく見るとカワイイ顔...好みの顔してるから逃がしてあげる！」

『...後ろのヤツらは？』

ヒル「ん～、あの男の子も好みだからそれ以外殺す」

デ「...」

パ「...」

ふ～ん

そんな事言っちゃうか

これは許せないね

『逃げるかよ、お前なんか1発だわ』

ヒル「じゃ死にな」

そう言い襲いかかってくるヒルの悪魔

僕は攻撃を避けつつポメガを構え

言葉を放つ

『潰れろ』

ヒル「あ...はへ...？」

ｸﾞﾁｬｯ

っと無様に潰れたヒルの悪魔を見下ろしてた

あの時僕は気付かなかった

デンジ君に攻撃が当たっていた事に

見事に腹を貫通していて、穴が空いていた

『ｯ...ｹﾞﾎｯ(...逃がしておけばよかった...)』

ごめんと思いながらデンジ君の近くへ行き

脈を確かめる

よかった動いてた

てかなんで動いてんの、普通心肺停止でしょ

腹に穴空いてんだもん

その時アキ達が来た

ア「よくやった、喉の方は大丈夫か」

『ん''...(ちょっと使いすぎた...)ｹﾞﾎｯ...』

ア「帰ったらうがい薬な」

『ん''(あい...)』

ア「ヒルの悪魔駆除確認、新人は生存者の救出保護と避難誘導！」

「「はい」」

ア「姫野先輩は悪魔の警戒をお願いします！」

姫「オシ」

アキが指示を出しているうちに

持っていたお茶で喉を麗す

ﾊｧ、疲れた