俺らの可愛ええ弟【男主】

可愛い度５ ページ6

母「郁瑠、起きや 授業終わったで」

『...ん』

母「おはよう、これから兄ちゃん達の部活見に行こ思うねんけど行く？」

『いく』

母「やっぱり笑ほな行こか」



あれからずっっっっと寝ていたらしい郁瑠くん

まだ眠そうです

ですが侑達の所へ行けると聞いてから、ワクワクし始めました



『じぶんであるく』

母「はいはい、んしょ」

『どこにいるん？』

母「体育館やで」

『たいくかん』

母「そうそう、たいくかん笑(あっかんわこれ、心臓ギュンギュンで飛び出る)」



ー 体育館.ギャラリー ー



体育館には靴の擦れる音

ボールが弾く音、打つ音

選手の声でいっぱいです

大きな音(侑、治の喧嘩の時の音)に慣れている郁瑠くんは平気でバレー部の姿を観察しています



『ぁ...』

侑「サム！」

治「ｯ！」



ﾄﾞﾊﾟﾝｯ



母「おぉ！ナイスキー！」

『...かっこええな…』



今の双子速攻を見ていた郁瑠くんの目は

今までにないくらいの輝きを放っていました



母「ホンマにね〜、、にしても、ギャラリー女の子多いな...」

『...ん〜うるさい...』

母「ﾊﾊｯそれな」←



ギャラリーにはこれでもかという程の女子の多さに

郁瑠くんとお母さんは少し居心地が悪そうです

そのとき



侑「あ、郁瑠ーー！！」

治「あれ、来てくれたん？」

母「おーう、元気にやっとんね〜！」

侑「今の速攻みたァ！？凄ない！？」

治「あれは俺のおかげや」

侑「ちゃうわ！トス上げたん俺やで！？」

母「また...」



喧嘩を始めた双子

部員は慣れているのか、冷静に止めに入る

その中でもすぐに止められたのは



母「あ〜あの子やな、侑らが言っとった子は」

『？』

？「おい」

「「ｯ！？北さ」」

北「見学しとる人も居るんや、迷惑かけんな」

「「す、すんません...」」

母「ﾊｧ、やれやれやな」



北信介の言葉1発でやられる双子

それを保たれながら見るお母さんと部員

何かソワソワしている郁瑠くん

ちょとカオスですね←

おっと、郁瑠くんが何か決意した顔を見せて、叫ぼうとしてます



『...つむ！さむ！』

「「？？」」

『...がん、ば...、りぇ！』

侑「ｯ！？♡ぅあ''〜〜〜あかん！！心臓キュッてした！！可愛ええ''ｯｯｯ！！」

治「〜〜ｯｯ！？あ、かんわ、これ...♡やる気出たわ」

侑「行くで！サム！も一回速攻やぁぁぁぁ！！！」

治「今は何本でも打てそうやわ！！」

角「ｵｯﾎww(チョロw)」

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