俺らの可愛ええ弟【男主】

可愛い度１ ページ2

『...ｸｱｯ』



朝、郁瑠くんは大きな欠伸をし両端を確認しています

なんのためか…

それは大好きなお兄ちゃんがいるかどうか確かめるためです

いつも一緒に寝ているのでしょう

ですがどこを探してもいません

郁瑠くんは急いで階段をおります



『...つむ？さむ？』

母「あら、起きたん？おはよう、ご飯食べる？」

『...ん』



郁瑠くんは椅子に座り、小さいお椀に乗っているおかずやらご飯を食べていきます



母「お味噌汁熱いから気を付けて食べるんよ」

『あい...』



一見普通に美味しそうな朝食ですが、郁瑠くんはどこか不服そうな顔

それに気づいたお母さんは、郁瑠くんのほっぺに付いたご飯粒を取りながら言いました



母「侑と治は学校やで、ﾌﾌｯほんま好きやなお兄ちゃん」

『ぇ…がっこう...？』

母「おん、学校」

『ｩ...』泣

母「あぁ、大丈夫！大丈夫！今日授業参観やから会えるで？」

『...あえる？ｸﾞｽ』

母「おん、会える会える」



今にも泣き出しそうな郁瑠くんをなだめながら

今日授業参観に着ていく服を選んでいるお母さん

もちろん郁瑠くんのを



母「(どれにしようかしら、郁瑠なんでも似合うしな...ん〜迷う〜...かと言ってこの服で行かせるんもあかんしな...誰かに連れ去られてまうかもしれへんし...よし、これやな)」



めちゃめちゃ悩んだ結果

黒の短パンの繋ぎに灰色の半袖ワイシャツ

胸元にはちっちゃいリボン

お母さんは1000枚ほど写真を撮り、自分の支度を始めました

郁瑠くんはと言うと



『...♪♪』



鏡の前で自分の着た服をご機嫌で色々な角度から眺めていました

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お母さん

親バカ説

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