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「廉会いたがってたよ、Aに」
マネージャーさんの言葉は続く
私は外の景色を見ながら、そうなんですか、と呟いた
『嬉しいです、いつかお会いできたらいいけど』
「ね、そうだね。距離感近い子だから、多分最初はびっくりすると思う。笑」
正直、どんな人かも全く見当がつかなかったけれど、
その人がテレビで紹介した後、私のCDの売り上げも伸びたらしい
「だから、廉には感謝しないとね。」
『本当にその通りですね…』
「廉はまだまだ若いけど、キャリアがあって幅広い層に人気だから、影響力あるんだよね」
永瀬さん、すごい人なんだな。
その後も、話題はしばらく彼が独占する
そんな中私は外の景色を見つめ、
ふわりとひとり、マネージャーさんの話を聞き流していた
正直、男性芸能人には興味がなかったから。
「Aの歌がね〜、好きなんだって。」
その時、唐突に耳に飛び込んできたそんな言葉
私は思わず、マネージャーさんに聞き返す
『永瀬さんが、言ってたんですか』
「そうだよ。歌がすっごく好きだ、ってね」
『………そっか、嬉しいです、』
…………紫耀も、同じこと言ってたな。
私の歌が好き、って。言ってくれてた。
紫耀に、会いたいな。
急に恋しくなって、また外を見つめ、ため息をひとつ
そんな私を、マネージャーさんはじっと見ていた。
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さ - 詩愛さんの作品は本当に全部素敵で大好きです。更新楽しみにしています！応援してます(*^^*) (5月28日 22時) (
レス) id: b7360dee29 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - タンさんさん» 一気にここまで来てくださりありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (5月7日 16時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
タンさん(プロフ) - 面白くて一気に読み進めちゃいました！更新楽しみにしています！ (2023年5月6日 15時) (レス) @page5 id: 85b052b1c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2023年4月28日 18時
