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そんなある秋の日
いつものように校長のレッスンを受けた後、
私は校長から、驚くような誘いを受けた。
「Aさん、今度デビューに向けたオーディションを受けてみない？」
「あなたなら充分、素質があると思うわ」
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そして、次の日曜の昼下がり
近所の公園で久しぶりに会えた紫耀とふたり
私は君に、その報告をした。
「え、マジですごいじゃん。返事は？したの？」
『うん、是非やらせてくださいって、言った』
私が答えると、おー！と、明るく笑ってくれる君
「そうすべきだよ！俺も賛成する。めちゃくちゃいいチャンスだってそれ！」
『だよね！私もそう思うの、頑張ってみる』
「うん、応援してる。」
すると紫耀が、嬉しそうに空を見上げた
「………そっか、じゃあもうAの綺麗な声、いろんな人に聴いてもらえるんだね。」
『きっと、そうなるんだと思う』
「やべ、俺の方がワクワクしてきた。笑」
その後も少しずつ会話を続ける私たち
だけどそのうち日が暮れてくる
辺りが薄暗くなり、夜の入り口
そろそろ帰ろうか、と切り出そうとしたその途端、
「………A？」
『ん？』
紫耀が切ない声で、私の名前を呼んだ。
振り返ると、視線を伏せた君
私と目は合わない
だけど明らかに、いつもと空気感が違う
『……紫耀？』
「…………うん、」
『紫耀、どうしたの？』
そっとその手を握りしめると、困ったように笑った君
「……いや、なんでもない！」
『……そう？』
「うん！オーディション、頑張って」
『あ、うん、ありがとう』
少し空元気に見える紫耀が、少し心配で。
その手を握ったまましばらく見ていると、
やっと、君と目が合う。
「………A、キスしたい。」
いつもは、そんな風に言われたことなんてなかった。
異様な空気を感じながら、小さく頷く
遠慮がちに重ねられたその唇は、
なぜか小さく、震えていた。
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詩愛(プロフ) - かずまｓｓｓさん» わあよかったです！！😭明日からもまた1週間頑張りましょう！コメントありがとうございました🫶 (2023年4月23日 15時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
かずまｓｓｓ(プロフ) - ありがとうございます！キュンキュンしました！明日もがんばれそうです！ (2023年4月17日 19時) (レス) @page19 id: 67c757a651 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - ゆゆさん» こんばんは、リクエストありがとうございます！今後の占ツクでの活動については、今ちょうど考えているところで、必ずしもお答えできないかもしれません😭チャンスがあれば、挑戦させていただこうと思います。コメントありがとうございました♡ (2023年4月9日 23時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - ごめんなさいDMじゃないです間違えた笑笑 (2023年2月26日 11時) (レス) id: 2b084ad39d (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 急にごめんなさい！リクエストとか受け付けているのか分かりませんが、もし可能だったら岸くんが体育教師で夢主が生徒の恋愛系のお話を書いて欲しいなって思ってDMさせてもらいました！お返事頂けると幸いです！ (2023年2月26日 11時) (レス) id: 2b084ad39d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2023年1月30日 19時
