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「………伝えるタイミングとかも、めちゃくちゃ迷ったんだけど、」
君が、言葉を続けている
私は嬉しくて、本当に嬉しくて
「けどもう、言わずにいられなかったから。」
平野くんが、私をまっすぐに見ている
心臓が掴まれたまま、どくどくと脈打つ
「………いつもずっと、近くで見てきたつもりだけど、」
「これからはもっと近くで。1番近くでAさんのこと、見てたいよ」
君が柔らかく微笑んで、
遠くに沈んでいく夕日が、その瞳にまた映る
「…………俺と、付き合ってもらえませんか。」
視界の歪む中、ついに君が放った言葉は、
ずっとずっと、待ち望んでいた一筋の光だった。
『、平野くん、私、』
「え、え！ごめん！なんで、なんで泣くの、」
ついに溢れた一雫に、君が慌てて私に近寄る
タイミング、やっぱ間違えた？
そんなことを呟きながら私の顔を覗き込む君
だから私は、慌てて首を横に振った。
『………違うよ、何も間違えてないよ、だけど…』
「うん、言って」
『私、学校辞めてるよ、』
「………それがなんだよ」
『学校で会えないよ、一緒に帰ったりもできないよ』
こんなに、こんなに弱い人間だよ。
そこまでは声にならなかったけれど、
君はすべてわかったかのように、強く頷く。
「………だからこそ、俺が守らなきゃって思った。」
「俺が支えたいって、ずっと側にいたいって思ったから。」
平野くんは、いつだって私に寄り添う
私はその温度が大好きで。
そう、大好きで、
『………私も好き、平野くんのこと』
ねえ、私の気持ち、気がついてなかったの？
こぼれ落ちた告白に、君の目が見開かれる
『………平野くんと、付き合いたいです。』
「……え、ホントに？！」
『うん、ずっと好きだったよ』
「えー、うわ、やべ。幸せすぎる。」
はあー！と大きく息を吐きながら空を仰いだ君
すっかり日の暮れた街は、薄暗い
だけど君の嬉しそうな表情は、
暗闇の中でもわかるほど、キラキラと輝いていた。
「………じゃあもう、そーいうことでいい？」
『……うん、そういうことになりたい』
私の言葉に、熱い視線を向けた平野くんは、
「…………これからよろしく。俺の彼女さん」
この夜から私の、彼氏になった。
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詩愛(プロフ) - かずまｓｓｓさん» わあよかったです！！😭明日からもまた1週間頑張りましょう！コメントありがとうございました🫶 (2023年4月23日 15時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
かずまｓｓｓ(プロフ) - ありがとうございます！キュンキュンしました！明日もがんばれそうです！ (2023年4月17日 19時) (レス) @page19 id: 67c757a651 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - ゆゆさん» こんばんは、リクエストありがとうございます！今後の占ツクでの活動については、今ちょうど考えているところで、必ずしもお答えできないかもしれません😭チャンスがあれば、挑戦させていただこうと思います。コメントありがとうございました♡ (2023年4月9日 23時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - ごめんなさいDMじゃないです間違えた笑笑 (2023年2月26日 11時) (レス) id: 2b084ad39d (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 急にごめんなさい！リクエストとか受け付けているのか分かりませんが、もし可能だったら岸くんが体育教師で夢主が生徒の恋愛系のお話を書いて欲しいなって思ってDMさせてもらいました！お返事頂けると幸いです！ (2023年2月26日 11時) (レス) id: 2b084ad39d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2023年1月30日 19時
