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一緒に教室に入ると、いつもより人が少なくて新鮮な気持ちになる
君は毎日、こんな感じの教室を見てるんだなぁって。また君を知れた気がして嬉しくなった
なんて。ちょっと好きすぎるかな。
「廉くんは、朝はひとりで来てるの？」
「そうやけど、」
「ふうん。」
「なんやその反応」
「……それなら私、一緒に登校したいなって思って。」
その瞬間、君の動きが止まって、
あ、また攻めすぎた。って、すぐに気がついた。
「……いや、今日でもう1学期終わりやん。けど、」
「あー、そうだったそうだった！ごめんね！！」
慌てて謝ったから、君が続けようとした言葉は、聴けずじまい
「夏休み前最終日！がんばろうね、今日も」
「………おん、」
自分の気持ちを隠すように、私はさっさと席についた
「腹減った〜！！」
「優太うるさーい」
明日から始まる夏休みに浮かれながら、今日も私たちはお昼休みに集まる
外はカラッと晴れていて、やっと本格的に稼働し始めた冷房の空気が、心地よかった
「夏休みなんかしてえなー」
「なんかって何よ」
「いや、なんかだよなんか！」
「ちゃんと考えて？」
岸くんは、今日もにこにこと元気そう
その時、教室の端で、アイスを食べているクラスメートが目に入った
いいなぁ。アイス。
じっとそれを見ていると、ふと思い出したこと。
「………かき氷、食べたいな。」
ぼそっと呟いた言葉に、となりの君だけが、反応した
「………かき氷？」
「うん、そう。」
みんなは別の話で盛り上がっていて、私たちに気がつかない
「私ね、すっごい美味しそうなかき氷屋さん知ってるの。今アイス見てたら、なんかわかんないけど思い出しちゃって」
「へえ」
「まだ行けてないんだけどね。行きたいな〜って」
「そうなんや。」
「うん」
廉くんはしばらく何か考えていたみたいだけど、おかずを口に運びながら、また口を開いた
「………それ、どこにあるん？」
「うーん？あんまり遠くないよ、たしか」
廉くんは、まだ何か言いたそう。
「………もしかして、ちょっと興味ある？廉くん」
「………どうやろな？」
「えー、なにそれ！」
私がちょっと怒ったような声を出すと、君はフッと笑ってご飯を一口頬張った
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詩愛(プロフ) - reeeinさん» ありがとうございます、、、！！どうぞ最後までお楽しみください！！よろしくお願いいたします！ (2020年9月29日 23時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
reeein(プロフ) - もう、詩愛さんは天才です、私が保証します、天才です、、、続き楽しみにしてます、、！！！ (2020年9月28日 23時) (レス) id: 713e35c5a6 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - さとひとさん» 嬉しいです〜ありがとうございますT_T 第二章もよろしくお願いいたしますね！ (2020年7月27日 12時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 雪さん» 毎日ありがとうございます！更新頑張りますね！第二章もよろしくお願いいたします！^^ (2020年7月27日 12時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
さとひと(プロフ) - とてもキュンキュンしながら読ませていただいています！好きすぎて何回も星を押してしまいます、、。明日の公開楽しみにしています！ (2020年7月27日 0時) (レス) id: df351be635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年6月29日 14時
