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廉くんのことが、好き。
そのことに気がついてしまってから、なんだか君のとなりにいると落ち着かない日々
朝、教室で1番に君に挨拶するのだって、毎日どきどきして心臓が壊れそうだった
だけど、
「………廉くんおはよう、」
気がつかれないように、いつも通りに。廉くんとの距離は守っていかなきゃいけない。
もう、いつも通りがどんな感じだったかも、わからないけど。
「おはよ、」
挨拶を返してくれた君にじっと見られて、そらしてしまう視線
好きだけど、好きだからこそ、うまくコミュニケーションができないことって、あるよね。
明らかに不自然な、私の君に対する態度。
廉くんはきっと、何か疑問に思ったと思う
だけど、そこは君らしく、
そのことについて追及したり、君が私への態度を変えることはなかった。
私はそんな甘酸っぱい感情を胸に抱いたまま、君のとなりで毎日を過ごす
「うわ、今日も菓子パンかよー」
「そういうあんたもまたハンバーガー」
「俺はいいのー」
「なら私もいいのー！」
いつものようにお昼を食べながら、みんなの会話に笑う、休み時間
今日も当たり前のように、廉くんはとなりにいて、どうしても意識しちゃって、しょうがない。
「……………」
黙ったままの、私と君。
たまに、廉くんがみんなの会話に息をフッと吐いて笑う
それだけでも、心臓がぎゅっと縮まるんだよ。
思わずちらりと見たその横顔が、
「…………だ、だめだ、」
かっこよすぎて、全然直視できない。
思わず溢れたそんな声に、廉くんがぴくりと反応する
「どうしたん、」
「あ、え、ううん、なんでも！なんでもないよ！！」
目が合わないように、急いで下を向いて、必死に首を振る
これ以上聞いてこられたらどうしよう。なんてそんなことを考えるけど、そんな心配はいらなかった
廉くんは、ふうんと頷いて、深く知ろうとしない。
少し冷たく感じる人もいるかもしれないけれど、そのそっとしておいてくれる優しさが、
またなぜか、私の心の隙間に、入り込んで来るんだ。
「ねえつうかさ、A最近元気なくね？？」
「えっ？」
突然、岸くんに名前を呼ばれて驚く
「そ、んなことないよ！」
「そ？ならいいけど」
まずいな、岸くんにまで心配かけてる。
この状況、どうにかしなきゃ。
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詩愛(プロフ) - reeeinさん» ありがとうございます、、、！！どうぞ最後までお楽しみください！！よろしくお願いいたします！ (2020年9月29日 23時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
reeein(プロフ) - もう、詩愛さんは天才です、私が保証します、天才です、、、続き楽しみにしてます、、！！！ (2020年9月28日 23時) (レス) id: 713e35c5a6 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - さとひとさん» 嬉しいです〜ありがとうございますT_T 第二章もよろしくお願いいたしますね！ (2020年7月27日 12時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 雪さん» 毎日ありがとうございます！更新頑張りますね！第二章もよろしくお願いいたします！^^ (2020年7月27日 12時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
さとひと(プロフ) - とてもキュンキュンしながら読ませていただいています！好きすぎて何回も星を押してしまいます、、。明日の公開楽しみにしています！ (2020年7月27日 0時) (レス) id: df351be635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年6月29日 14時
