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しばらくの間、私たちは作業に集中した
廉の家のプリンターを借りて写真をプリントしたり、
メッセージをカードに書いて貼ったり。
「はなみちゃん、こんな感じでいい？」
「すっごくいい！Aちゃん上手！」
「廉、これそこに貼って」
「あいよー」
みんなで先輩への贈り物を作る、という作業は、
思っていたよりもずっと楽しくて。
4人とも、ずっと笑っていたように思う
「ちょっと休憩しない？」
作業を進めること1時間半
少し集中力が途切れてきたみんなの表情を見て、紫耀くんがそんな提案をした
「そうだね、休憩しよっか」
「結構大変だね、アルバム作るのって」
はなみちゃんと私がそう言うと、廉が、あ、と声をもらす
「はなみちゃんが持ってきてくれたお菓子、みんなで食べよか」
彼のその言葉に、みんなの目が輝いた
「ちょうど俺今甘いもの食べたかったんだよね」
「私も」
「じゃあ食べよ！4人分買ってきたし！」
「はなみちゃんマジでさすがやな。あ、みんな飲み物お茶でいい？」
廉が立ち上がって聴くと、紫耀くんがいいよーありがと、なんて、ゆるっとした返事を返す
「おっけ、入れてくるわ。あ、A？」
「ん？」
「お茶入れるの、手伝ってくれん？」
その時、少しだけ止まるその場の空気
紫耀くんが、廉を鋭い視線で見上げた
「………いいけど、」
「ありがと。じゃ、こっち来て」
お邪魔してるのに断るのも図々しいし、私は廉のあとについて部屋を出る
なんとなく、部屋に残ったふたりのことが、気がかりだった
「暑いから気をつけてな」
「うん」
キッチンでふたりきり。私たちはお茶をいれる
気になるのは、廉の視線
さっきから私のこと、ずっと見てるよね。
「なに？廉」
「いや？なんか同棲してるみたいやなーって。」
たまらず聞いてしまえば、いたずらっぽく笑いながら、そんなことを言う彼
急にそんなことを言われて戸惑っていると、
「………あ、まーた困らせちゃったか。」
廉はそんな私を見て、儚く笑いながら呟いた
「ごめんごめん！はよ戻ろ。お菓子うまそうやったな〜。」
無理に明るくそう言いながらカップを持つと、
廉はキッチンから、出て行ってしまった。
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詩愛(プロフ) - kaiさん» わ〜嬉しいですありがとうございますT_T 引き続きよろしくお願いいたしますね^^ (2020年6月14日 21時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - かなこさん» こちらこそありがとうございます！引き続きよろしくお願いいたします、頑張りますね！^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - さくらえびさん» いつもありがとうございます！嬉しいです……引き続きよろしくお願いいたします^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - はるさん» かわいいですか！よかった！ありがとうございます、引き続きよろしくお願いいたします^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夜木さん» こちらこそありがとうございます！！引き続きよろしくお願いいたします！^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年5月29日 20時
