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私たちは、4人で初詣に行くことになった。
1月1日当日の午前0時
年明けの瞬間、私は紫耀くんにメッセージを送ってみる
「紫耀くんあけましておめでとう。今年も一緒に帰れたらいいね」
「いつもありがとう。今年もよろしくね」
言いたいことはいろいろあったけど、思っていることを薄く伝えた
しばらく返事が来るかなって、待っていたけど、
「………そんなすぐに来ないか、」
明日の待ち合わせも早いし、諦めてベッドに潜り込む
初詣、楽しめるといいな。
淡い期待を抱きながら、私はゆっくりと、目を閉じた
・
約束の日の朝、目を覚ました私は、眠い目をこすりながら準備を進める
1番お気に入りのワンピースを着ると、なんだか自分が少し可愛くなったような気がした
紫耀くんに見てもらえなかったら、
全然、意味ないんだけどね。
新しい年の始まりの日に、紫耀くんに会えるのは本当に幸せなことだと思う
あの子がいたとしても、幸せなこと。
自分になんとかそう言い聞かせて向かう、待ち合わせ場所。大きな神社。
神社の最寄り駅で電車を降りると、早朝にしては人が多くて、にぎわっていた
神社の前まで来て、周りをきょろきょろ見回す
まだ誰も来てないのかな。そんな風に思った瞬間に、
私の目は人混みの中に、君の姿が目に飛び込んできた
やっぱり私、君に恋してる。
「あ、Aちゃん！あけおめ〜」
「あけましておめでとう紫耀くん」
近寄ると、紫耀くんが顔を上げて挨拶をしてくれる
「まだみんな来てないよ、早いね」
「紫耀くんも早いね」
「なんかあんまり眠れなくてさ〜。あ、今メッセージ返そうと思ってたとこ。」
そう言う紫耀くんの手にはケータイ
私とのトークルームがたしかに、開かれていた
「でも会えたから直接言おっかな。今年もよろしくね」
「こちらこそ、よろしくね」
カラオケの後、なんとなく君と気まずくなるかなって思っていたのに
やっぱり君は、いつも通りだった。
よかった。そう思いながらも、
君とあの子の距離感を、また思い出す
これが、私と君だけの待ち合わせだったら、どんなにいいだろう。
まだかな？って腕時計を確認する君とだけの約束だったら、
どんなに幸せだろう。
君の横顔を見つめる私
ふたりきりの時間には、いつも終わりがある。
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詩愛(プロフ) - kaiさん» わ〜嬉しいですありがとうございますT_T 引き続きよろしくお願いいたしますね^^ (2020年6月14日 21時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - かなこさん» こちらこそありがとうございます！引き続きよろしくお願いいたします、頑張りますね！^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - さくらえびさん» いつもありがとうございます！嬉しいです……引き続きよろしくお願いいたします^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - はるさん» かわいいですか！よかった！ありがとうございます、引き続きよろしくお願いいたします^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夜木さん» こちらこそありがとうございます！！引き続きよろしくお願いいたします！^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年5月29日 20時
