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「じゃあ、みんな！またね！」
「元気でしっかりな〜〜！」
一通り記念撮影もした私たち写真部は、校門でいつものように別れる
「先輩方もお元気で！」
「ありがとうございました！」
3年生の先輩たちに私たちも大声で応えて、手を振った
だんだんと遠くなる先輩たちの背中を見て廉が、ふう、と息を吐く
「俺らも帰ろか」
「そうだね！今日はお疲れ様！アルバム、みんな手伝ってくれてありがとね？」
「はなみちゃんも企画してくれてありがとう」
「はなみに任せてよかったよホントに」
私たちの言葉に彼女は可愛く頷いた
「ありがとう！じゃあみんな。また新学期に！」
「次会う時は2年生やん！はや！！」
「高1の廉と一生の別れじゃん」
「やめろや紫耀、切ない切ない」
「またね、廉」
廉のリアクションに笑いながら、私たちは手を振ってそれぞれの方面へと足を進める
駅に着くまで、私はいつものように紫耀くんとふたりきり。
「部長さん、本当に優しい人だったよね」
「俺が最初に写真部行った時もさ、いろいろ説明してくれたんだよね」
「もう、なかなか会えなくなっちゃうんだね」
「卒業だもんな〜」
ふたりで思い出話をしているとあっという間に、駅に着いてしまう
ちょうど来た電車に乗り込んで隣に座る私たち
この距離には、いつまでも慣れないな。
電車に乗った瞬間から君との会話が減って、なんだか緊張してきてしまう
「……もう着いた、」
あまり話せないまま私の降りる駅に着いて、君に手を振ろうとすると
「待って。俺も降りる」
そう言って、いつもなら絶対しないのに、
君は、私と一緒に電車を降りた
「……どうして、」
「気分。次の電車で帰るよ」
君はそう言って、ホームのベンチに腰を下ろすと、私に手招きをする
隣に座ると、さっきよりも近い距離
君は少しためらってから、突然話し出した
「………ねえ廉と付き合い始めたりしたの？最近すっごい仲良いじゃん」
また、そうやって、
「どうして聞くの？そんなこと、」
君は私に、見向きもしないって、
そう、思ってたのに。
「いや、もしそうなら、」
「廉が、羨ましいなって思って。」
儚く笑う君
それは、どういう意味？
そう聴きたかったのに、
紫耀くんはそのまま、ちょうど来た電車に乗っていってしまった
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詩愛(プロフ) - kaiさん» わ〜嬉しいですありがとうございますT_T 引き続きよろしくお願いいたしますね^^ (2020年6月14日 21時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - かなこさん» こちらこそありがとうございます！引き続きよろしくお願いいたします、頑張りますね！^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - さくらえびさん» いつもありがとうございます！嬉しいです……引き続きよろしくお願いいたします^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - はるさん» かわいいですか！よかった！ありがとうございます、引き続きよろしくお願いいたします^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夜木さん» こちらこそありがとうございます！！引き続きよろしくお願いいたします！^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年5月29日 20時
