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私ははなみちゃんと、夏休みの2週目に会うことになってしまった。
何を相談されるんだろう。
ぼんやりとそんなことを考えながら迎えた、夏休み。
数日間、特に何もなく、
その日もいつも通り、朝ごはんを食べ終えて、部屋に戻って、
いつものように何気なくケータイを手に取った
「………あ、」
その時、ケータイがメッセージを受信する
表示された名前は、“永瀬廉”
「永瀬、くん？」
なんだろう、そう思ってすぐにメッセージを開く
「今日空いてたりしない？」
たったそれだけ。それだけの彼からの連絡
ちょうど、今日は何もない。
急いで返事を打ちこんだ
「空いてるよ」
「おーまじ。急にこの前のケーキ食べたくなったんやけど、付き合ってよ」
この前、永瀬くんと言った学校の近くのケーキ屋さん、か
たしかに美味しかったし、私も急に行きたくなってくる
「いいよ。行きたい」
「ありがとーじゃ昼頃現地で」
永瀬くんらしい文面に、なぜだかほっとして
突然決まった約束に、私は支度を始めた
・
電車に乗ってケーキ屋さんの最寄駅に向かう、お昼前
窓から流れる景色を見て、ぼんやりと、君のことを考えた
ケーキ屋さんは学校の駅のひとつ先、ほぼ学校と同じ経路だから、考えてしまうんだろう
紫耀くん、はなみちゃんのこと、もう誘ったのかな。
夏休みが始まって数日しか経ってない。だけど、
なんだか、紫耀くんは早く動いていそうで。
私も、1度くらい君を誘ってみようかな、と、そんなことを思ったりもする
私はもちろん紫耀くんが好きだし、欲を言えば一緒にいてほしいと思ってるよ。
だけど、
どうやら紫耀くんの1番の仲良しという立場にいるらしいこの私が、
下手に紫耀くんとの距離をつめてしまえば、紫耀くんの恋を、邪魔しかねない。
好きだけど、好きだからこそ、応援したい気持ちもあって。
だけど、やっぱり、そんなことあってほしくない。
もう、わかんないなぁ。
気がつけば約束の駅
すぐ外の約束のお店に向かう
もやもやとした心のまま、
こんなだとまた、永瀬くんに心配させちゃうのに。
「おーA、こっち」
明るい声がしてそっちを見れば、
永瀬くんがお店の前で、私に向かって手を振っていた。
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詩愛(プロフ) - zzzさん» いつもありがとうございます！ドキドキしてくださっていますか、よかったですT_T 続きもぜひ読みにいらしてくださいね！お待ちしております^^ (2020年5月29日 20時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - kaiさん» いつもありがとうございます！日課だなんて嬉しいです……精一杯頑張って書きますね！続きもぜひ読みにいらしてください！^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 涼杜兄妹さん» ありがとうございますT_T 引き続き皆さんのコメントを糧に頑張ります！ぜひ続きも読みにいらしてくださいね！よろしくお願いいたします^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夜木さん» いつもありがとうございます！嬉しいです……これからも精一杯頑張りますので、続きもぜひ読みにいらしてくださいね！またよろしくお願いいたします^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - まいさん» 毎日おつかれさまですT_T 少しでもお仕事の疲れがとれるように、私も頑張って更新しますね！続きもぜひ読みにいらしてください！よろしくお願いいたします！^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年5月4日 19時
