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英語の時間、先生がとんでもないことを言い出した。
「去年までの勉強がどれだけ身についているのか、今日は復習テストをしますね」
ざわざわとしだす教室
「最初の授業からテストかよー」
「私絶対できないわ」
ブーブー言う生徒を無視して、真面目そうな先生はあっという間に問題を配り終わった
「準備はいいですか？はじめ。」
急に始まったそのテスト。
あまりの突然さに、私も焦ってすぐに問題に目を通す
私は勉強は嫌いじゃない。
成績もそこまで悪くないはず、でもすごくいいかって聞かれると…微妙なライン。
だけど英語には結構自信があって、一応私の得意科目
問題も高2までの内容だから、さほど難しくなく、まあまあ解けたような気がした
「はい、やめ。」
先生がそう言うとまたざわざわしだす教室
「今から答え配るから、各自で丸つけをして、終わったら前に持ってきなさい」
「だりぃー」とか「めんど」とか、聞こえてくるけど、みんなしっかり丸つけを始めている
私も丸つけを始めたのだけど、思ったよりできているみたい
「95点ね、いいでしょう」
前に持っていくと小さな声で先生がそう呟き、私の点数をメモしている
「席に戻って」
その指示に従って席に着いて、ほかの生徒が前に答案を持っていくのをぼんやり眺めていた
「おつかれさまでした。みんな思ったよりできていましたね」
授業の最後に先生が話し始めた
「90点以上とれた人は2人だけいました、2人とも95点。」
やった。最高得点だったみたい。
ちょっと嬉しくなって、心の中でガッツポーズ
「来週から普通の授業に入ります、では、今日はここまで。答案は来週返します」
教室が一気に休み時間モードになる
「廉、何点だった？」
休み時間になった途端に、前に座っている永瀬くんのところに、神宮寺くんが駆け寄ってきた
「え〜？まあまあやで」
「お前どうせ…95だろ？」
え？
思わず身を乗り出してしまう
「あ、長谷も知りたいよな？廉の点数」
「うん、ちょっと興味ある…」
私たち2人の顔を交互に見た永瀬くんは
「なんでそんな知りたいん」
そう言って特に威張る様子もなく
「95だった」
そう言ってのけた
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詩愛(プロフ) - ぴーさん» こんばんは！ありがとうございます…！頑張ります！引き続きよろしくお願いします。 (2019年2月4日 22時) (
レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - とてもおもしろいです。更新楽しみにしています！！これからも頑張ってください！！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: b972a36c14 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夕美さん» こんばんは、ご指摘ありがとうございます。外していたつもりだったのですがうまくできていなかったみたいです…。失礼しました。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: b6266b0de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2019年1月25日 23時
