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”息抜きしようや″
永瀬からそう連絡が来たのは、冬休みが半分過ぎた頃だった
"いいよ"
嬉しくて、すぐ返事を返したものの、学校以外で会うのは初めてだから、少し緊張していた
「おまたせ〜」
待ち合わせ場所にやってきた永瀬は、学校より自然体で、覚悟していたよりもずっと、かっこよくて、困る。
地元のファミリーレストランで夜ご飯を食べることに決めていた私たちは、少しお互い緊張しあいながら、案内された席に着いた
「……勉強、はかどってる？」
何も言葉を発さない永瀬に、私から声をかける
チラリと私を見ると、すぐに目をそらした
「ぼちぼちって感じ」
少し緊張しているように見えるけど、もしそうなら、意識してくれてるってこと、かな
「きょ、今日はいい天気やったな〜…」
話題を探すかのように、目まぐるしくさまよう君の目がおかしくて、思わず笑ってしまう
「なに笑ってるん？！」
「ふふ、ううん、なんでもないよ」
私が笑ったことに安心したのか、そのあと永瀬はいつもの通り話し出した
「そろそろ卒業やな」
普段の調子に戻った永瀬は、ラーメンをすすりながらつぶやいた
「そうだね、」
卒業、か
「あ、俺と同じ学校に今からしたりすんなよ？」
そう言われて、少し心が痛んだ。
「私と同じ学校になりたくないの？」
やめておけばいいのに、そんなことを聞いてしまった私はバカだ
私の突然の質問に、びっくりしたように目を開いて私を見る永瀬
「そんなわけないやろ」
そういうと、カタンとお箸を置いて、真剣な目で、
「めちゃくちゃなりたい」
そう言うんだから、今度は私が目を見開く番だった
「でもな、それより、頑張ってほしい。って気持ちの方が強いねん」
本当に君は私の最高のライバルで、またどんどん好きになってしまう
「Aと同じ学校になりたくないとかそんなわけないやん」
相変わらず、私の名前を呼ぶ君の口の動きを見るのは、ドキドキするわけで。
「…ここまで応援してもらってるから、私、がんばる」
「俺も絶対負けへんからな？」
そう言って余裕そうに笑って、またラーメンを食べ始める君には、きっと敵わないな。
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詩愛(プロフ) - ぴーさん» こんばんは！ありがとうございます…！頑張ります！引き続きよろしくお願いします。 (2019年2月4日 22時) (
レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - とてもおもしろいです。更新楽しみにしています！！これからも頑張ってください！！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: b972a36c14 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夕美さん» こんばんは、ご指摘ありがとうございます。外していたつもりだったのですがうまくできていなかったみたいです…。失礼しました。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: b6266b0de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2019年1月25日 23時
