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・
「やった〜！やっと来れた！」
「お前は小学生か笑」
うきうきの私と、かっこつけてる永瀬
私たちがやってきたのは、最近オープンしたばかりの遊園地だった。
「てかほんま、なんか海行きたい〜とか夕日みたい〜とか言うんかなぁ思ったら、遊園地って」
ツボにはまったのかずっと笑っている永瀬
「ずっと気になってたの！楽しいって聞いたから！」
「まあ、まあな？俺もそう聞いとったけど、遊園地…」
入場ゲートから入ってもまだツボみたいで、ずっと笑ってる
「子どもっぽくてすみませんね〜！」
私が少し大きな声でそういうと、
「いや！違うねん！そういうとこもほら、個性やん！ええと思うで？」
なんて、
「全然フォローになってないから！」
「ごめんって！」
・
ひとまず1番奥まで行ってみよう、そういうことになったのだけど
ザワザワ…
なにせ、人が多い……
「土曜やし、しゃーないしゃーない」
「はぐれないようにしないと、ね」
と、永瀬を振り向くと
「い、いない」
人が多すぎて、永瀬がうもれている。どこにいる？
「どうしよ、」
とりあえず道の端に植えてある木の方に向かおうとした
「A！こっち！」
すると数メートル先で、人の間から私に手を振る永瀬がいた。
「ごめんね、はぐれちゃって」
すぐに駆け寄って謝るけど、
永瀬は何か考えているようで、空を見ている
「永瀬？」
永瀬は私の顔を見ると、
「今日ぐらい、ええよな」
そう言って、私の右手をぐっと繋いで、歩き出した
「こうしたら、はぐれないやろ？」
いつか繋げる日は来るのかな、なんて密かに想っていたその手は、想像していたよりずっとあったかくて
ピタッとくっつく手のひらの温度と、急なことでどんどん上がる心拍数
「ねえ、永瀬、」
手を繋がれたまま、呼ぶと、君は私を振り返る
「もう高校生も終わりやから、今日だけでも青春しよ？」
そう言って、大好き顔で笑うの
お願い、今日だけなんて、言わないで。
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詩愛(プロフ) - ぴーさん» こんばんは！ありがとうございます…！頑張ります！引き続きよろしくお願いします。 (2019年2月4日 22時) (
レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - とてもおもしろいです。更新楽しみにしています！！これからも頑張ってください！！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: b972a36c14 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夕美さん» こんばんは、ご指摘ありがとうございます。外していたつもりだったのですがうまくできていなかったみたいです…。失礼しました。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: b6266b0de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2019年1月25日 23時
