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1学期の最終日。
「「ありがとうございました〜〜」」
ホームルームが終わって、明日から夏休み
そんな浮き足立った雰囲気の中で、成績表を手に入れた私は…
「…上がってる…」
昨年度の成績よりも、すこ〜しだけ、良い成績がそこに記されていた
やった〜…
そう思って、うれしくて、何度も成績表を確認する
これも、いつも競ってくれる永瀬くんのおかげだ。
あ、永瀬くんの成績、まだ聞いてない
「ねえ、永瀬く…」
そう言って顔を上げると、前の席に座っていたのは…
「永瀬くんじゃなくて、ごめんね？」
ニカっと笑う、神宮寺くん。
「廉、今日用事あるって急いで帰ってったよ」
「そ、そうなんだ」
「そんながっかりそうな顔しないでよ、俺と成績比べる？まあ、どう考えても俺が負けるけど笑」
なんだか、ちょっと寂しい。
明日から夏休みで、毎日会えないのにな…
「長谷〜、お〜い」
目の前でパチンと指を鳴らされてハッとする
神宮寺くんは相変わらず笑顔だ
「そんなにさ、
廉のこと、すき？」
ガタン
思わずビクッとして机が音をたてる
「そんなびっくりすんなって笑」
「いや…すきなんかじゃ…」
ない。そう言おうとして止まってしまった。
永瀬くんに好意を持っているのは確かで。
それが恋なのかは…
「…わかんない」
まだわからないけど。
「俺はさ〜、長谷、廉のことすごいすきだと思うよ」
神宮寺くんは爽やかな顔でサラッとすごいことを言う
「いつか、自分の気持ちわかったら、俺に教えて？」
廉のことならなんでも知ってるから。
そう言ってから、神宮寺くんは、じゃね、と教室を軽い足取りで出て行った。
…私は永瀬くんを、すき、なのかな。
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詩愛(プロフ) - ぴーさん» こんばんは！ありがとうございます…！頑張ります！引き続きよろしくお願いします。 (2019年2月4日 22時) (
レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - とてもおもしろいです。更新楽しみにしています！！これからも頑張ってください！！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: b972a36c14 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夕美さん» こんばんは、ご指摘ありがとうございます。外していたつもりだったのですがうまくできていなかったみたいです…。失礼しました。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: b6266b0de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2019年1月25日 23時
