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勉強をなまけずに迎えた今日は、数学の小テストの日
「やばい、今回やばい」
特に何もしていない永瀬くんの横で、教科書をパラパラめまぐるしくめくっている神宮寺くん
「てか、お前ら何もしなくていいのかよ？」
永瀬くんが何もしていないのに、私だけ必死に頭に叩き込んでいたらかっこわるいから
私も特に何もせず、休み時間を過ごしていた
チラリと永瀬くんを見ると、一瞬目が合う
あれ、もしかして、永瀬くんも、私が何もしてないから…
「今覚えたこと頭ん中で整理してんねん」
…ちがった…。
だよね、そんなわけないよね。
チャイムが鳴って、神宮寺くんがうめきながら席に戻っていった
今日の勝負の始まりだ。
・
負けないんだ、って思いながら予習復習をちゃんとしてきたから、シャーペンがどんどん式を描いてくれた
あっという間に授業は終わって、また休み時間になる
永瀬くんがくるりとこちらを振り返った
「なぁ、じん見てみ」
言われた通り神宮寺くんを見ると、頭を抱えて下を向いている
「ふふっ」
思わず笑ってしまった
「あんなに毎回楽しそうやったんに、俺らの結果聞きに来られないくらいやばいんやな笑」
「そうみたいだね笑」
「で？何点やった？」
すぐに目が真剣になる永瀬くん。
私は少し息を吸ってから、
「満点でした…！」
そう言えた。頑張ったねって自分を褒めてあげたい。
そうしたらなんと、
「俺も、満点、やった」
「ええ…」
「互角やな！」
はっはっはーと嬉しそうな永瀬くんは、相変わらずなんだか余裕そうで悔しい。
「じゃあ、次は定期テストか〜」
答案を半分に折って伸びをする彼
定期テスト。そんな時期か。
永瀬くんと競い始めて、初めての定期テスト。
神宮寺くんは相変わらず、頭を抱えて座っていた。
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詩愛(プロフ) - ぴーさん» こんばんは！ありがとうございます…！頑張ります！引き続きよろしくお願いします。 (2019年2月4日 22時) (
レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - とてもおもしろいです。更新楽しみにしています！！これからも頑張ってください！！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: b972a36c14 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夕美さん» こんばんは、ご指摘ありがとうございます。外していたつもりだったのですがうまくできていなかったみたいです…。失礼しました。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: b6266b0de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2019年1月25日 23時
