2.話は最後まで聞こう ページ4
「僕、鬱っていうんよ。みんなからは大先生って呼ばれとるから、そう呼んでや！」
「わかった、よろしくね。大先生！」
なんで大先生、って呼ばれてるんだろう。
でもまあ、確かに頭良さそうだし
きっと勉強が出来るからなんだろうなぁ。
「Aちゃんはバーノンヘルクから来たんやっけ？」
「え？ああ、うん。そうだよ。」
いきなり下の名前で呼ばれるもんだから
びっくりしてしまった。
「僕の知り合いもバーノンヘルクやから、もしかしたらAちゃんも知ってるかもなぁ」
「へぇ、その知り合いさんってどんな人？」
「”らっだぁ”って言うんやけどな、」
えっ
「あれっ大先生、らだおと知り合いなんだ？」
世間は狭いもんだなぁ。
「てことは、やっぱ知っとるんか！」
「まあね、バーノンヘルクで生徒会入ってたからね〜。らだおは生徒会長だし。」
ちょっと懐かしいな。
元気かなみんな。
「そうそう！生徒会繋がりで僕らも仲良くなってん！あ、こう見えて僕も生徒会入ってんで？」
「へぇ〜！そうだったんだ。なんかそれっぽいなぁ、とは思ってたけどさ。」
「なぁ、Aちゃんもこっちで生徒会入らへん？バーノンヘルクとの交流も割とあんねんで」
てことは生徒会経由でまたみんなに会えるのか。
それはちょっと悩むなぁ。
「うーん、気持ちは嬉しいけどさ、とりあえず保留で！」
「そっかそっか！なら今日の放課後生徒会室連れてったげるわ！」
いや待ってください鬱さん？？
「えーと、大先生お話聞いてました？？あの、保留...」
「まあまあ遠慮せんとってーな！」
「いやしてない。してないよ？？」
「ほんなら放課後掃除終わったら教室で待っとってなー！」
「えっ、ちょ」
「はい、この話は終わりー！ほら、授業始まってんで？先生の話聞かな〜」
お ま え も ひ と の は な し を き け
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篠宮羽蓮(プロフ) - フユさん» ですです！ありがとうございます、頑張ります！ (2019年5月28日 10時) (
レス) id: e941b607ba (このIDを非表示/違反報告)
フユ - d先生かな？これは…。頑張って下さい！ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 3c38dcb0f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠宮羽蓮 x他1人 | 作成日時：2019年5月19日 1時
