収容 ページ4
アイリスside
健康診断が終わって私の部屋に連れていくと、アメリアちゃんは直ぐに眠ってしまった。
大人と接することで疲れが溜まっていたのかもしれない。
今日はゆっくり寝かせてあげよう。
アメリアちゃんが蹴飛ばした布団を掛け直していると、ドアから控えめなノックが聞こえた。
ドアを開くと、書類を持ったブライト博士とギアーズ博士が立っていた。
ブライト博士は分かるけど何故ギアーズ博士がいるのかしら。
「この子がSCPだってことが本格的に承認された。明日から収容されることになるからそれについて説明したいんだが。」
やっぱりこの子はSCPだったのね。
酷い実験をされなければ良いんだけど。
ギアーズ博士side
昨日ブライトが財団近くで保護した少女がSCPに認定された。
何でも数学に強い適正と内臓器官が金属に置き換わっているらしい。
内臓器官にも興味はあるが、数学の適正と言うものに強い興味を覚える。
そのような訳でブライトに着いてきたが、まさかあの少女がSCPなのか。
いや、アイリスだってこの子と近い年で保護されているから不思議ではないが。
「ギアーズ博士、ブライト博士、ここでは無くて別の場所でお話願えませんか。あの子が起きてしまいます。」
「あ、OK。談話室に移動しようか。」
そして更に興味があるのは少女の運動能力についてだ。
ここは人目につかないよう高い山の上にあり、常人が来れる様な場所ではない。
なら何故あの少女がここに辿り着けたのか。
実験の許可が出たなら実験をしてみたい。
勿論非人道的な事はしない。
私達は冷酷であるべきであって、残酷でいるべきではないのだ、
談話室に入ると、中には人はいなかった、
「じゃあアイリス、ギアーズ、説明するよ。」
椅子に座ると、ブライトか説明を始めた。
「彼女のSCP番号は(規制済み)、意思があるし何をしでかすか分からないから危険度はEuclidだね。」
意思があるSCPの危険度はEuclidだ。
もしも人間に敵意があったら更に上に上がる。
「収容場所は6m×6mの部屋に机、椅子、ベッドにクローゼットを置いて、浴室を着けた二重扉の部屋に収容するらしい。」
まるでカインの様な収容方法だ。
まぁ財団にしては人道的な収容方法だろう。
「後首と耳や腕には、アクセサリーに見せ掛けた監視装置や自爆装置を取り付けろとのお達しだ。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
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あかり - この小説すごく面白いです!!scpの小説って中々ないので嬉しいです!!更新頑張って下さい! (2020年3月28日 11時) (レス) id: bb493c8f2f (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - SCPを夢小説にする人の頭って大丈夫?さん» あ、本当ですか!直しておきますね。警告ありがとうございます。 (2019年10月25日 23時) (レス) id: 69da1a5e62 (このIDを非表示/違反報告)
SCPを夢小説にする人の頭って大丈夫? - SCP1428ってもういますよアメリカに (2019年10月25日 22時) (レス) id: 37d62ed22a (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - リコリスさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします! (2019年10月20日 14時) (レス) id: 69da1a5e62 (このIDを非表示/違反報告)
リコリス(プロフ) - 大好きです。更新応援してます! (2019年10月20日 14時) (レス) id: a134e1e242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天音 | 作成日時:2019年9月21日 17時