信じてもいいですか。《黒》 (ページ7)

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『はぁ～！！終わった終わった！疲れたぁ』

長い長い授業がやーっと終わったよ

目「…え、終わった？」

なんて寝ぼけながら呟く蓮。

…かわいい。

渡「ほら、目黒もAも早く行くぞ！」

これ翔太が1番ノリノリじゃん。笑

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わたしたちが普段から行ってる居酒屋に今日も来た

わたしの前には蓮、蓮隣には翔太

っていうなんとも微妙な配置というか…

隣いないの寂しいんですけど。

でも目の前が蓮だからいっか

こんな外見なのに意外と蓮ってお酒強いんだよね。

それがまた可愛いというか。

さっきからわたし蓮のこと可愛いしか言ってないけど無事かな。笑

渡「うわっ！A！この焼き鳥美味い！！」

『あーはいはい、1本ちょうだい』

翔太はただひたすら食べてるだけだし、ほんとなんなんだ

目「あれ、今日Aそんな呑んでなくない？」

『そう？いつも通りだよ』

別にいつも通りなはずなんだけどなぁ～

なんなら蓮がいつもよりハイペースだよって言ってやりたい

目「体調でも悪いの？」

そう言いながらほっぺたをムニッて掴んできた

『いひゃい』

地味に痛いんだけど。

え、蓮ってこんなことやるタイプだったっけ？

ほっぺたなんて触られたことないから心臓の鼓動が止まらない。

ドクドクうるさい。

顔も多分赤い。熱もってるもん。

渡「あれ、A顔赤くね？笑」

…翔太、ぶっ飛ばす。

『お酒呑んでるからですー』

蓮もそんな優しい目で見てこないでよ。

？「あれ…A？」

なんて後ろから聞こえるから振り返ると

『え？！』