信じてもいいですか。《黒》 (ページ20)

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いっつ、…

腰の鈍さで目が覚めた

ふと目を開けるとふっかはまだ気持ちよさそうに寝てた

寝てる時の姿ってなんか赤ちゃんみたいで可愛いんだよね、笑

ピロリンｯ

あー、そう言えば昨日ふっかの家来てからずっと携帯見てなかったな

ロック画面にはもう大量の蓮からの着信履歴が

あんたはわたしの保護者かっ

ちょくちょく翔太からの連絡も入ってるし

と思ってたらちょうど翔太からの着信が来たからとりあえず出たみた

『もしもし？なに？』

渡「あ、やっと出た。全然出ねぇから心配したんだぞ～」

「まだふっかの家？」

『そーだよ、亮平お兄ちゃんに帰らないって言ったもん』

渡「そっか、」

翔太はなぜか少し悲しそうな声出してた

朝だから声が出ないだけなのかなって思ったけど。

渡「何時頃家に帰んの？」

『んー、本当は帰りたくないけど。』

『ふっかにも迷惑かけてるし夕方には帰るかな』

渡「阿部ちゃんもちょっと心配してたぞ。帰る時は１回俺に連絡入れろよな」

『なんで翔太に連絡入れなきゃいけないのよ』

渡「心配だから。いいな？」

「それと、目黒が泣いてたぞ？いいの？」

ここで蓮の話題になると思わなかった

『別に。』

渡「Aが目黒に言いたいことがあるように目黒にもAに言いたいことがあると思うけど。」

「ちゃんと目黒にも連絡入れとけよな、誰よりも1番心配してたぞ。」

ふっかさんの家行くとか心配でしかないって耳にタコができるレベルで言ってたんだかんな

ってずーっと言ってる

それが耳にタコできるんだけどこの人馬鹿なの？アホなの？

『わかったわかった、じゃあ切るよじゃーね。、』

うるさかったから半分無理やりわたしから切った

わたしが言いたいことあるように蓮も言いたいことある…かぁ、

深「…A、？」

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