伝説の妖怪は神様の妹でした！！ (ページ46)

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四十三話ページ46

あぁ、私キレちゃったなぁ・・・。
そんなことを私は呑気に考えてた。
体が勝手に動くんだ。
もう、自分では止められないなぁ。

「な、なんだ・・！この畏は！？」

『・・あぁ、申し遅れました。私は舞姫と申します。以後お見知りおきを」
(黒笑)&(ドスの効いた声)

「「「ビクッッ！！」」」

『・・ふふっ、あはははっ！！・・・ふざけんじゃねーよ。』(ドス)

「「「も、申し訳あ『申し訳ない・・？今更よなぁ？』・・ッ」」」

「わ、私達は、貴女様を舞姫様だと知らず！！申し訳ありません！！」

ドドドドッ・・・！

「おい、なんだこの畏はっ！・・・ッ零！どうしたんじゃ！！」

「「「そ、総大将・・！」」」

「れ、零様！わ、私の息子供が何かしてしまいましたでしょうか！！」

「お、お母様！！どうしたのですかっ！！」

『・・・どうかした？どうしたもこうしたも無い。私は怒っている。
・・・何故かわかるか、黒羽丸。』キッ

「・・ウッ！(何故、私の名前を・・！)・・は、はい。貴女様に失礼な言葉を投げつけてしまったから『違う。』え・・？」

『そんな事はどうでも良い。・・・お前らはわかるか、トサカ丸、ささ美。』ジロッ

「「・・っ！貴女様にや、刃を向けてしまったから『それも違うな。』えっ」」

「お前ら・・何しとんじゃぁ・・。」

「「「す、すみません・・総大将・・。」」」

『・・・そんな事されても私は怒らない。私がそんな事で起こるはずがないだろう？
そうではない。
ッ！・・・何故私が怒っているのかお前らにはわかるはずも無いだろう？！
もしお前らが私じゃない奴を脅し、傷つけたらどうするつもりだった！
私は、罪もない妖や人を傷つける輩が一番嫌いなんだ！！
・・・どうして、罪のない者が死ななくてはいけないのだッ・・！』

その時何故か目の前が揺らいだ。
・・・涙が溢れた。