薔薇色の青春なんぞ存在しない、マジで。【実話】

【学校語り】しくじり恋愛 ページ5

去年の冬の話ですね。


私気になる人がいるんですよ。


これ友達に言ったら引かれたんですけど、


二人。



まぁでも一人は夏ぐらいから学校に来なくなって退学しちゃったんですけどねあはは

連絡先交換してなかったから泣きそう


まぁ彼とのエピソードはまたの機会に



んで残っているのが一人。


兄弟が多くて(……7人だっけ？忘れた)、家事万能。細い。顔も整ってる。趣味も合う。正直タイプ。


いつもモンエナとプロセカの推しの話しかしてない奴だが。


まぁ詳しくは後で書くとして。


冬の話。


少し肌寒くなってきて、そろそろジャンバー着るか〜、みたいな気温が続いてたんですが。


私はジャンバー着ずに、其の儘チャリ通学してたんですよね。


いや家から学校まで自転車で30分なの。坂道多いの。辛えの。


だから学校着いたらクソ暑いの。超汗かくの。マジで。


ジャンバーなくてもいいやって思ってて、まぁ気にせず登校してたんです。


そしたら或日の帰りに。


部活が休みで、偶々帰り道に会ったんですよ。彼と。


彼は勿論ジャンバー着てます。徒歩通学、1時間掛かります。帰り道同じです。家は私の方が遠いけど。


私は全くの無。ジャンバー無し、自転車一台。


めちゃくちゃ朝暖かかったのに急に冷え込んじゃって。

寒かったんです。


そしたら。


「○○、ジャンバー無くて寒くないの？」


って聞かれました。


「めっちゃ寒い、ジャンバー着てくればよかった」


「だろうな」


「一緒に帰ろうかと思ったけど、こんなに寒い中俺と一緒に長時間掛けて歩かせるのは流石に可哀想だよな……」


「え」


「つーわけでまた明日」


「え待ってそれは困る」


「ばいばーい」


「えええええばいばーい」

***





……皆さん。周りの人がジャンバー着始めたら、自分の体温がどうであろうと、ジャンバー着ましょう。


俺みたいになるな。

【学校語り】道をあけてください→←【趣味語り】ポオ君について語る.3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す