検索窓
今日:14 hit、昨日:17 hit、合計:66,080 hit

ページ42

龍友side



涼太が寝ている間にとさっき熱を測ると40度近くあって


大人でも辛いのに、もっと辛いだろうな





頼ろうとしてくれたのにそれを崩してしまった


道を作ってあげて終わりじゃないのに





看護師「先生、涼太くん目は覚めたんですが…意識が朦朧としていて」

龍「ありがとうございます、僕が見てきますから」





謝れば大丈夫だ。そう思っていた今までとは違う



涼太の姿を目の前にするとそんな希望さえなくなってくる




龍友「りょーた?兄ちゃんだよ、ここどこかわかる?」

涼「にぃ、ちゃ、っ…ここっ、びょ、ぃ、ん」

龍友「うん、ありがとう。もう喋らんでええよ」




僕が来たのも気づかないくらいで、肩を叩いてやるとようやくこっちを向いた


熱のせいで片言に喋る涼太に無理をさせたくない




少しくらいは兄ちゃんらしいところ見させたいんやで





龍友「涼太、ちょっと話聞いてくれるか?」




僕が何を言うのかわかっているように既に首を横に振っている涼太



違う。違うんだよ






そう言いたいのに上手く言葉にでなくて





龍友「お家帰ろうか」





結局出てきたのはこの言葉だった






本来ならばこんな熱だと入院だってことは涼太もわかっていたはず


でも今回は違うんだ





この熱は完全にストレスからくるもの



これで入院をさせたら確かに安心できるかもしれない




けどこの判断でまたストレスが溜まったら意味がないじゃないか





医者として正しい判断がわからない



でも今は兄ちゃんとしての判断だから

・→←高熱(涼太)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
241人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 病系 , 体調不良
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

葉月 - リクエストです。隼くんが階段から落ちそうになったのを涼太くんが庇ったら肩を脱臼してしまう話が読みたいです。宜しくお願いします (2020年8月15日 14時) (レス) id: 843f1dad74 (このIDを非表示/違反報告)
桜来 - リクエスト失礼します。玲於くんが体調崩すお話が見たいです! (2020年7月24日 22時) (レス) id: ef86333051 (このIDを非表示/違反報告)
かな - リクエストいいですか!亜嵐くんが、誰かをかばってけがをしてしまうお話が見たいです! (2020年6月20日 15時) (レス) id: 95ffd40df7 (このIDを非表示/違反報告)
りょた - リクエストです!涼太君が喘息の発作が出てアキラさんと亜嵐君に看病される話が見たいです! (2020年6月18日 18時) (レス) id: 55e5398335 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - リクエストお願いします。涼太くんがストレスが溜まってひどい高熱が出てしまうお話が見たいです!! (2020年6月13日 17時) (レス) id: 0d51a7eba5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マメゴン | 作成日時:2020年5月25日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。