Doctors family〜2〜

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メンディーside



部屋に戻ると亜嵐に寄りかかって寝ている玲於



薬を飲ますのを忘れたと思いながらも、寝てしまったのなら仕方がない



亜「玲於、結構落ち着いたみたいだよ」



ベッドに寝かせるために持ち上げてもビクともしなかった



これなら薬飲ませなくてもいけるかもしれない



コンコン…



裕「あっ、玲於寝てるのか。隼が会いたいって」



まだ危険性が無くなったわけではない



でも隼は玲於に会えないと機嫌悪くなることはみんな知ってるし



それに玲於も起きた時に安心するかなって



「いいよ、連れてきな」



しばらくするとマスクをつけた隼が部屋に入ってきた



一瞬にして顔が暗くなるのがわかる



亜「隼、大丈夫。心配しない」



やっぱりみんな怖いんだよね。でも一番近くにいた隼の怖さは計り知れない



でも亜嵐の言った"大丈夫"は間違っていない



だって本当に大丈夫だから



それからは玲於が起きるまでベッドを囲んで話していた



玲「…っん、」



盛り上がり過ぎてつい大きくなってしまった声



それに伴って玲於が起きてしまった



「玲於、もう大丈夫そう？」



玲「ぅん、へぃ、き」



受け答えもちゃんと出来てて安心した



二人も会えて本当に幸せそう。久しぶりに会ったような感じで



これからもみんなの笑顔を守っていかないとな









END

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